心身共にようやく忙しさから開放されつつありますが本調子まではもう一歩?という感じでしょうか。
こんな時は焦らずのんびりと構えたいものです。
台風一過。
湿度も低く清々しい晴天に恵まれた今日は運良く休日でしたが遠征する気力も無く、リハビリがてら
自宅から一番近い鉄道に向いました。今日の相棒はまたもやネオ一眼のFZ200。
一眼レフカメラに較べると僅かにタイムラグも大きいFZ200。
予めレリーズポイントが決まっている場合はAF・AE固定の12コマ/秒を活かしての連写も良いのですが
私が多用するのはAFが連動する5.5コマ/秒連写です。
ほぼ任意の場所にAFフレームを設定出来るオートフォーカスモードの1点を選びAF-Cを設定。
シャッターボタン半押しのままAFフレームを列車の顔に当てたままフレームを整えます。
一眼レフカメラの様に自分の望むポイントでレリーズするのが難しいので「この辺りだ!」と思う付近で
シャッターボタンを押し込みます。
Panasonic LUMIX DMC-FZ200
Avモード f3.2 1/1600sec ISO100 -0.3EV (76mm)
トップバッターは長野へ向う『しなの』。昼行特急では最長距離を誇ります。
3コマ連写した2コマ目です。3コマ目は後ピンとなりアウトでしたが一眼レフでもこの様なケースでは
ヘッドライトに幻惑されてAFが迷うケースも多いので満足出来る結果だと思います。
Panasonic LUMIX DMC-FZ200
Avモード f5 1/640sec ISO100 -0.3EV (108mm)
35mm判では600mm相当となるFZ200のテレ端108mmで捉えた223系2000番台。
『普通』でありながら12両編成とは圧巻です。
少し涼しくなったとはいえ日中の気温は30℃越えなので望遠での撮影は線路から立ち上る熱気の揺らぎの影響を受けます。
Panasonic LUMIX DMC-FZ200
Avモード f5.6 1/640sec ISO125 -0.3EV (108mm)
こちらは223系1000番台。2000番台とは尾灯の位置が違い見た目の印象が少々異なります。
登場時はステンボディで無機質に感じられた223系ですが今ではこのスタイルがまったく違和感無く
当たり前の風景だと思える様になりました。
Panasonic LUMIX DMC-FZ200
Avモード f4 1/1000sec ISO125 -0.3EV (108mm)
JR西日本のアーバンネットワークの礎となった221系も健在です。
青白い閃光を放つHIDランプを持つ体質改善工事を受けた編成も登場しています。
Panasonic LUMIX DMC-FZ200
Avモード f3.5 1/1300sec ISO100 -1EV (6mm)
こちらは別の日に撮影した瀬田川を渡る225系。
こうして見ると地味ながら改めてバラエティに富んだ系列が活躍しているんだと感じました。
それにしても1台で広角~超望遠をこなすFZ200の実力にも感心させられました。
大きなセンサーサイズを持つ一眼レフカメラには到底画質面で敵いませんが個人的に楽しむ分には十分な性能です。
今回はただ近くを走る電車をドーンと撮っただけなんですが
秋の気配を感じさせる真っ青な空を見ながらのんびりと電車を撮るのは良いものです。
Panasonic LUMIX DMC-FZ200
Avモード f4 1/1300sec ISO125 -0.3EV (30mm)
今日の撮影中、偶然にドクターWESTと呼ばれるキヤ141系検測用気動車を撮影する事が出来ました。
8~12両編成で行き交う電車達と較べてたった2両の編成は可愛らしいですね。
日頃見る事の出来ない車両に遭遇するのはいくつになっても楽しいものです。
究極のデジイチのAFレベルは知る由も有りませんが位相差AFの優位さは
現状では間違い無いでしょうね。
ただコントラストAFや最近登場の像面位相差AFなどクイックリターンミラーを
用いないAF方式の性能がかなり向上しているのも事実です。
軽くて安易に精度の高いAFに進化しているのは大変有りがたいのですが
本音は光学ファインダーを凝視してピリピリした緊張感で動体を追い回したい!
名古屋駅ではよく見かけるのですが、なかなか走行シーンを撮る事はありません。
しかし、>昼行特急では最長距離<、という事は知りませんでした。
この列車も車内販売が無くなったので、長時間の乗車は退屈かも知れませんが
一回はワイドビューに乗ってみたいです。
FZ200はピントが正確に出ていますね。
デジイチの正確でシビアなピントを知ると、コンデジはこんなものかと思いがちですが、
もちろんデジイチに勝る事は無いにしろ、思っていたよりも良い結果を出してくれる事も
教えてくれる頼もしいアイテムになりつつあります。
今後の進化を期待したいです。