タイトルはアップルパイなどを販売するお店の名前。
代官山と京都に店舗を構えている。
オーナーは平野顕子さん。で、タイトル写真に写っている本の執筆者。
松之助というケーキ店らしからぬ名前は、能装束の匠であった平野さんの祖父の名前に由来してつけたとのこと。
平野さんは子育てが一段落してからアメリカ留学をし、そこで美味しい米国のスイーツに出会ったのをきっかけに、ここ日本でお店を開いた。
そんなお話に以前から興味があって、本を読んで、それからパイを買いに代官山へ。
代官山のヒルサイドテラスのお店は光が差し込んで素敵なカフェ。ショーケースには手作りのパイがホールごと、またはカットして並んでいる。
会いたかったヒトにやっと会いにきた、そんな嬉しい気持ちでショーケースを覗いてしまう。
お店のスペシャリテ、「ビッグアプルパイ」は今のシーズンは販売していない。
美味しい紅玉を使っているので、通年提供できるわけではないらしい。
パイを購入するとシンプルな箱にいれて、シールをしてくれる。
今回はコチラのサワークリームアップルパイを購入。
スライスしたアップルがシャリシャリとした歯ごたえ。甘みは抑えられていて、品種の特徴である甘酸っぱさが心地よい。パイの生地はしっとり、さっくり。
テイクアウトして冷蔵したり時間がたったりすると、どうしても水分を含んでしまうから、できればカフェで頂くのがイチバンかな・・。
松之助NYの焼き菓子達は、平野さんがニューイングランド地方から帰国後、バーモント州アップルパイコンテスト優勝者であるシャロル・ジーンのレシピを使用して自宅で開いたデザート教室のメニューの中から選んだ。加えて、毎年ニューヨーク州ハイドパークにあるCIA(料理学校)に通い学んだ中から選んだものもあるとのこと。
このCIA、実は数年前に念願かなって訪問したことがある。
NYはマンハッタンから、CIAのあるハイドパークまで電車で3時間くらいだったかしら。
米国で現在活躍してるシェフの多くがこの料理学校を卒業している。
ある男性がCIAを卒業するまでのドキュメンタリーを描いた分厚い本を読んだことがあるが、それはそれは壮絶な日々が描かれている。
CIAのカフェで訪問時食べたのがコチラのアップルパイ。
見て想像できる通りのなかなかの美味しさだった。
でもココに来なきゃ食べられないっていう味ではなかったかな・・。
あとになって松之助のアップルパイもこのCIAのアップルパイレシピを元にしてると聞くと、偶然の重なりにドキドキしてしまう。
もしかすると、私が食したパイかしら・・。
で、今回購入したもう一つのパイはチェリーパイ。
チェリーパイって何気に好物なのだ。
でもなかなか食べる機会がない。
米国のスーパーで売ってる、チェリーの缶詰を使用した大きなチープなパイもジャンキーで楽しいけど、本格的に仕込んだホンモノのチェリーフィリングは強調されないチェリーの酸味がたまらない。余談だが、色といいつぶれた形といい、アメリカンチェリーってホントに梅干に似てる。
とにかく、久しぶりに再開するお味でした。
ちなみにこういうパイ類を頂くときは、オーブンなどで焼いて食べるのが私の好み。
冷蔵庫で冷えたパイは、クラストに丹念に入っているバターの香ばしさが感じられない。加えて、フィリングの果肉の凝縮された甘みも抜けちゃうから。
料理人とは背中に履歴を背負って一皿を提供するけど、今回もなんだか同じニオイをかんじてしまった。
平野さんの人生ストーリーを思い浮かべながら頂くパイは、他のパイと比べて贔屓してしまう感じ・・・。
代官山と京都に店舗を構えている。
オーナーは平野顕子さん。で、タイトル写真に写っている本の執筆者。
松之助というケーキ店らしからぬ名前は、能装束の匠であった平野さんの祖父の名前に由来してつけたとのこと。
平野さんは子育てが一段落してからアメリカ留学をし、そこで美味しい米国のスイーツに出会ったのをきっかけに、ここ日本でお店を開いた。
そんなお話に以前から興味があって、本を読んで、それからパイを買いに代官山へ。
代官山のヒルサイドテラスのお店は光が差し込んで素敵なカフェ。ショーケースには手作りのパイがホールごと、またはカットして並んでいる。
会いたかったヒトにやっと会いにきた、そんな嬉しい気持ちでショーケースを覗いてしまう。
お店のスペシャリテ、「ビッグアプルパイ」は今のシーズンは販売していない。
美味しい紅玉を使っているので、通年提供できるわけではないらしい。
パイを購入するとシンプルな箱にいれて、シールをしてくれる。
今回はコチラのサワークリームアップルパイを購入。
スライスしたアップルがシャリシャリとした歯ごたえ。甘みは抑えられていて、品種の特徴である甘酸っぱさが心地よい。パイの生地はしっとり、さっくり。
テイクアウトして冷蔵したり時間がたったりすると、どうしても水分を含んでしまうから、できればカフェで頂くのがイチバンかな・・。
松之助NYの焼き菓子達は、平野さんがニューイングランド地方から帰国後、バーモント州アップルパイコンテスト優勝者であるシャロル・ジーンのレシピを使用して自宅で開いたデザート教室のメニューの中から選んだ。加えて、毎年ニューヨーク州ハイドパークにあるCIA(料理学校)に通い学んだ中から選んだものもあるとのこと。
このCIA、実は数年前に念願かなって訪問したことがある。
NYはマンハッタンから、CIAのあるハイドパークまで電車で3時間くらいだったかしら。
米国で現在活躍してるシェフの多くがこの料理学校を卒業している。
ある男性がCIAを卒業するまでのドキュメンタリーを描いた分厚い本を読んだことがあるが、それはそれは壮絶な日々が描かれている。
CIAのカフェで訪問時食べたのがコチラのアップルパイ。
見て想像できる通りのなかなかの美味しさだった。
でもココに来なきゃ食べられないっていう味ではなかったかな・・。
あとになって松之助のアップルパイもこのCIAのアップルパイレシピを元にしてると聞くと、偶然の重なりにドキドキしてしまう。
もしかすると、私が食したパイかしら・・。
で、今回購入したもう一つのパイはチェリーパイ。
チェリーパイって何気に好物なのだ。
でもなかなか食べる機会がない。
米国のスーパーで売ってる、チェリーの缶詰を使用した大きなチープなパイもジャンキーで楽しいけど、本格的に仕込んだホンモノのチェリーフィリングは強調されないチェリーの酸味がたまらない。余談だが、色といいつぶれた形といい、アメリカンチェリーってホントに梅干に似てる。
とにかく、久しぶりに再開するお味でした。
ちなみにこういうパイ類を頂くときは、オーブンなどで焼いて食べるのが私の好み。
冷蔵庫で冷えたパイは、クラストに丹念に入っているバターの香ばしさが感じられない。加えて、フィリングの果肉の凝縮された甘みも抜けちゃうから。
料理人とは背中に履歴を背負って一皿を提供するけど、今回もなんだか同じニオイをかんじてしまった。
平野さんの人生ストーリーを思い浮かべながら頂くパイは、他のパイと比べて贔屓してしまう感じ・・・。