
冒頭から
波と雲と 普通障害となるものに
正面から体当たりしないで
ちゃぷちゃぷとかすいすい
かきわけるとかおいぬく方法をとる。
そしてひょうたん島はどこにゆく?
と
人はいったいどこに向かっているのか
という根源的な問いをつきつける。
そしてその答えを
いきなり丸い地球という壮大なビジョンに持ってゆく
その壮大なビジョンに何かが待っていると
壮大な期待をおこさす。
その期待に期待されることは
しあわせでない
苦しいこともあるだろ。
悲しいこともあるだろと
しかし丸い地球という壮大なビジョンのもとに
くじけない
しかも僕らと複数にすることで連帯と勇気をあたえる。
その壮大なビジョンのもとに
答えは一つしかない。
すすめー だ。
人生 苦しいことや悲しいことだけでない。
すすんでゆくと
ひょっこりとしたことがおきる。
ひょうたんから駒でなく
ひょっこりとしたことからひょうたんだ。
わたしは悲しいとき
心のなかで
くるしいこともあるだろさ
悲しいこともあるだろさ
と肯定してやると
なぜか元気がでるのだ。
なみをちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷ
かきわけたらいいのだ。
雲をみたら
おいぬいたらいいのだ。


この人が前川陽子
きょうもいろんな問題を
ちゃぷちゃぷ かきわけよう。

これだけの歌を彼女は歌っていた。