しっかりとした甘味でなく
濃く堅実な背筋を真っ直ぐにした玉露が
そこにあった。
それは生きている不安
それこそ等身大の自分の
哀れな現状だ。
おしゃれにみせても
アンチエイジングに精をだしても
若い人に理解を働かせても
等身大の自分は
明日の朝の午前3時まで生きてゆける自信が
なくなってしまっている。
それならいっそのこと
明日の朝 午前3時までなんとかがんばって
午前4時くらいにはすべてを失ってもいいや
というくらいの気持ちで生きていったほうが
いいかな。
午前6時くらいが苦しくて
午前7時までいきてたら
儲けもの
豆から挽いた香り高い引き立て珈琲で
自分によかったねって
ご褒美をあげる。
そして15時くらいまで生きていたら
もうそんなにがんばらなくていいんだよって
60℃の温度で高級玉露をひとつまみだけ
わずかばかりの60℃で甘味をだし
最後の一滴に含まれた凝縮した茶の旨味に
自分の最後の一滴の人生を重ね
ゆったり味わう
そして明朝3時までいきているだろうかと
不安を抱えながら眠れない床に早めにつき
不可解な印象の夢に現実的に悩まされてゆく
罪人たちも，愛してくれる人を愛します。
ひとは愛してくれるひとを愛する反応？
習性？がある。
では
愛してくれないひとを愛するには
宇宙に降り注いでいる愛に見倣うしかない。
太陽や雨といった
それでも，善いことを行って，ご自分のことを明らかにしていました。天からの雨と実りの季節を与え，食物を豊かに供給して人々の心を喜びで満たしたのです
天からの雨と実りの季節を与えてゆくような心
かかわるひとを喜びで満たしてゆく
こうした原動力に自分はなりたい。
それを見事にイエスはいった。
自分が天にいる父の子であることを示すためです。父は悪人にも善人にも太陽を昇らせ，正しい人にも正しくない人にも雨を降らせてくださるのです。
この宇宙に降り注ぐ愛が
悪人に降り注いでいることを
そこでイエスはこのように質問する。
愛してくれる人を愛したからといって，どんな報いがあるでしょうか？
愛してくれるひとを愛する人生を
しかし私は言います。敵を愛し続け，迫害する人のために祈り続けなさい。
このような人生に変えろとイエスは勧める。
愛してくれる人を愛したからといって，称賛を受けるでしょうか。
こう答える
罪人たちも，愛してくれる人を愛します。