怒れる中年

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今、事故現場から戻ってきました・・・赤信号無視の車との二重事故

2014年01月05日 | 損害保険・生命保険の窓

1月5日の午後5時ころ、信号のある交差点で重大事故が発生しました。

赤信号を無視した車(A)が、右手から青信号で直進してきた車(B)の横に激突。

その衝撃で車(B)が対向車(C)に激突し、車(B)が横転し、車(C)の両席エアバッグが開いた事故。(B)と(C)の運転者が救急車で病院に運ばれました。

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(B)と(C)の車は大破、(A)は外見上は前部の損傷のようでしたが、暗くてはっきりとは分かりませんでした。

場所は、私の家の近くの寒河江市柴橋地区、主要地方道と県道の交わる交差点です。

   

最大の問題は、2時間もの現場検証にもかかわらず、事故状況について当事者間の認識の一致ができなかったことです。

(A)の運転者が「交差点の直前で、信号が青なのを確認した」と言い続けたのです。立ち会った警察官が「第3者の証言もあるので、警察としては(A)の赤信号無視と判断せざるをえない」と言っても、自分の青主張を変えませんでした。

(B)と(C)の運転者だけでなく第3者の証人もいるのに、(A)の運転者は自分が赤信号だったことを認めず、(B)と(C)の被害者に謝ることもなく、現場から立ち去りました。

   

なぜ、この事故報告をここに掲載したのか?

それは、一方が赤信号無視、当然、他方は青信号の事故、表面上は白黒のはっきりした事故。

これが、被害者の思惑に反して、解決がなかなか難しいということを知ってほしかったからです。

決め手は第3者の証言なのです。

今回は証人が居たから解決可能と思いますが、以前には、双方が青主張で、それも午前5時ころの事故で目撃者なし・・・という事故がありました。

何カ月か後、結局、双方譲らず、「5:5」で示談になりました。

    

事故直後は、怪我をしていたり、気が動転していたりで、本当に大変なのですが、なんとか現場に居合わせた人の証言をとることを強くお勧めします。

これは事故の当事者にしかできないのです。

証人の名前と住所、電話番号も忘れずに。実際には、なかなか困難なことなのですが。

世の中には、今夜の人のように、自分の利益を守ることだけ考えて、他人に怪我を負わせたという事実を否定する人がいる、これも今の日本の姿なのです。

本当に残念なことです。

以上、重大事故の際のポイントのひとつでした。

                   (東海林正弘 記)

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