怒れる中年

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自転車との接触から、危うく「ひき逃げ犯」に

2012年01月01日 | 損害保険・生命保険の窓

ここ数年の傾向として、車と自転車との事故が激増しているのではないでしょうか。それも人身事故として、難しい事故になりがちです。

     

なお、自動車保険を扱っている立場からなので、どうしても自動車を運転する人のためのアドバイスとなりますが、自転車の方、ご勘弁を。

     

◆ 一つ目の例:駐車場から出ようとした車と歩道を直進してきた自転車との接触事故。

自動車の運転者は初心者だったので、駐車場から車道に出るにあたって、それこそのろのろと進んだ。そこへ中学生の自転車が直進してきて、車のフロント部が自転車の横に衝突。自転車は横転し、自転車の運転者(女子)が歩道で頬を打った。

即、入院となり、特に顔の打撲の跡が治療でもなかなか消えず、全治に1年以上かかった。

被害者が大変なのはもちろんなのだが、運転者もかわいそうに思えてしょうがなかった。警察の調べでは、車は、衝突後60㎝走行して停止したと。車にとっての60㎝とは、ほとんど動いていないようなもの。そのくらいのスピードだったということ。

それでも人身事故の加害者として責任が問われるのです。本当に車の運転は危機と隣り合わせなのですね。

   

◆ 二つ目の例:車が自転車と接触。相手(自転車)は中学生か高校生の女子だったが「大丈夫です」と走り去った。運転者(初心者の男)は、自分の名前、住所も名乗らなかったし、相手の名前を聞くのも忘れた。

夜、お母さんから私に電話があった。「何もしなくて大丈夫ですか?」と。

私:「それはまずい。すぐに警察に届けを」

お母さん:「相手の名前も分からないんですが?」

私:「それでもいいから、こんな事故があったので、もし届けがあったら教えて下さいと警察に届けておかなければ、大変なことになることも」

早速、息子さんとお母さんが警察に行った結果は・・・

お母さんから電話があった。

お母さん:「相手は医者に行ったということで、警察に届けられてると。警察で『今、ひき逃げ事件として捜査するところだった。危なかったな。今回は届けてきたからいいが、今度は、必ずその場で警察に届けること』と怒られた。大変になるところだった」

   

自転車との事故は、特に注意が必要なのです。

    

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