怒れる中年

あなたは怒ることを忘れていませんか?  ①なんで借金しなければ勉強できないの! ②働きたいのに預ける保育園が無い、えっ!

友の死は重い・・・

2009年10月07日 | 日記・エッセイ・コラム

 9月10日に、私の東京時代の20代からの友人、最も信頼していた仲間の一人、Fさんが癌で亡くなったのを知った。

 7月31日、力尽きたとのこと。「成人T細胞白血病リンパ腫」、これが病名だったと、後で、奥さんから伺った。

 9月20日と21日に、埼玉のFさん宅を訪ねた。奥さん、中2、中3の二人の息子さんとも話し合うことができた。

 話せば話すほど、実情やお気持ちを聞けば聞くほど、自分の言葉が軽くなり、どんどん重い気持ちになっていくのを避けられなかった。

 それから、悶々と考えてきた。何を考えたわけではない。何が分かったわけでもない。

 でも、今の自分の気持ちを、このブログに残しておこうと思った。ありのままに。

   

 14年前、私が東京から山形に帰る時、彼がくれた「餞別」に、相田みつおさんの詩が引用されていて、その最後に、こうありました。

 「・・・自分だけが苦労しているのではない、みんな同じなんだ、苦労、なやみは違うが、と思う事ができるようになりました。『ただ』という詩の終始一貫して無償の行為、また『道』という詩は、思うようにならない人生を生きて行くために耐え忍ぶという事、東海林さん(私の本名です)もつらいと思いますが、未来のために共にガンバリましょう。また会える時をたのしみに待っています。   F・K 」

 何もできない自分が情けない。Fさんは、もう居ない。

 Fさん、ごめんよ。

 

 

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