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脳動脈瘤と向き合う その④ あさっての手術予定を中止し、開頭手術ではなく血管内治療を選ぶか?

2017年11月06日 | 健康・病気

◆ あさって(8日)、未破裂型脳動脈瘤の治療のために開頭手術をすることで準備が着々とすすんでいました。

しかし、昨日、主治医から手術の説明を受けてショックを受けてしまいました。

当初の診察で「なにもしなければクモ膜下出血になる危険は年に1%、手術をすれば3%のリスク」「開頭手術の場合、手術後2週間程度の入院、退院後1週間もすれば仕事に復帰できる」などと説明を受け、手術で治ることにばかり気を取られ、手術のリスクを軽く考えていました。

昨日、主治医の本格的な説明を聞き、開頭手術(脳動脈瘤クリッピング術)が動脈瘤の破裂の危険を確実に減らすものではあっても、手術自体に危険が大きいことを知りました。やはり脳にメスを入れることのリスクが大きい。脳損傷や脳梗塞、特に高次機能障害(運動機能、記憶や判断力、計算能力などの劣化か)が心配されるそうです。さらに本来、厳重に守られているはずの脳を開くことで感染症なども心配・・・と。

「自動車の運転は、人によってさまざまだが術後1カ月くらいかかるかも…」とも言われました。

◆ 主治医の先生は、私たち保険の代理店が「リスクの説明を怠ってはならない」と考えて契約するように、手術の危険をできるだけ詳しく説明してくれたのだと思いましたが、それでも、昨夜はぐっすりとは眠れませんでした。

なぜなら、「脳は私にとっての一番の宝物」だからです。70年かけて育んできたものです。お金には代えられない宝物なのです。自分が自分であるための宝物。

今朝4時半ころ眼が覚めてしまい、悶々とした結果、「主治医の先生は、あまりに突然でビックリされるだろうが、ここは手術中止の決断が必要ではないか」と思いました。

もう一つの手術法である血管内治療のカテーテルによるコイル塞栓術はなかなか「完治」とはいかないでしょう。手術後も血圧を下げる薬や経過観察が必要でしょう。でも頭にメスを入れる危険が無いことは大きい。

「脳卒中やクモ膜下出血なら開頭も不可欠だろうが、まだ予防の段階で開頭するのはいかがなものか?」と思い至りました。

今日日中いっぱい考え、悩みました。9月に脳動脈瘤でコイル塞栓術の手術をした友人にも聞きました。

夕方5時、看護師さんに、その後担当医に、「明後日の手術は中止し、明日、退院したい」「開頭しないコイル塞栓術を調べてみたいから」と話しました。「また戻ってくるかもしれないので、その時はお願いします」とも。

妻も、昨夜は食欲もなかったそうです。この先、どうなるのか、まだ分かりません。

 

 

 

 

 

 

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