井財野は今

昔、ベルギーにウジェーヌ・イザイというヴァイオリニスト作曲家がいました。(英語読みでユージン・イザイ)それが語源です。

春の音楽展2011 in 北九州

2011-04-14 00:04:04 | 井財野作品
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 去る3月27日(日)、北九州市で「春の音楽展2011 in 北九州」が開催された。久しぶりの北九州開催(小倉北区ムーブホール)、しかし今回は子供のためのピアノ作品という初の企画である。北九州市とその周辺地区在住の子供たち、総勢40名ほどにより、8会員の作品が演奏された。独奏と連弾が交互に配置されたプログラムに従い、幼稚園児から大学生にまで至る子供たちにより、まさに初々しい演奏が展開された。

 今回の演奏者は、ほぼ全員「北九州バスティン研究会」というピアノ指導者の集まりに所属する先生方の生徒さんになる。この先生方には子供たちの指導だけではなく、演奏会の運営にも携わっていただき、この協力なしでは成立しなかった。ここで改めて謝辞を述べたい。

 また特筆大書すべきは、事前に2回開かれた、会員による作品講習会である。作曲者から直接、指導を受けられるとあって、子供たちにとっても指導者にとっても貴重な機会となり、また作曲家協会としても格好のアピールができたのは大いなるメリットであった。

 講習会の様子は本番会場のロビーにも子供たちのメッセージと共に展示されたが、この講習会こそが今回最大の評価を得たと言ってよいだろう。ぜひ来年もとの呼び声が高かった。

 好評のうちに終了した春の音楽展、だが反省点も少なからずある。最大の問題は、主催である作曲家協会の存在感が運営面で希薄であること。福岡で開催すると、なぜか会員が「ゲスト化」してしまう状態が、かなり昔から続いている。会員数が少ないので止むを得ないところもあるのだが、改善の努力が必要であろう。


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