読後の感想(青い文字のところです)を書いたら、作家の奥山氏が次のような感想をお書きになり、恐縮しております。
◎声楽家の友人ベッラさんがアップしてくれた書評
とくに彼女がいう、僕の姿とは<人間讃歌であり人間大好き人生をとことん楽しむ>ことこそが僕の人生の基本だと分かっていただいている点だ。<ページをすすめる楽しさと広々とした解放感・人間賛歌を思い切り味わうことができました。繰り返し読ませていただいております。>の言葉に表れる彼女の善意あふれる感性だ。
長い歴史の中で絡みに絡まったキリスト教への意識がページをめくるたびにその糸がほどけていくのを心地よく感じた。キリスト教という宗教だけにとどまらず「どこが変か?」を読みながら、読み手が素直に「自信を得る」ことができ、階段を一歩一歩上るように快活な勝利感を得ていくことを実感した。
これに背を向けているとつまらない既知のガラクタのカケラを集め、それが狭い自分を護る盾であるかのように構える。
しかもページをめくるたびのスピード感である。次はもう一度目を通してみる。自分自身が「こうであるはず」というものがスッと溶けていく、本来の自分に戻り書き手の奥山氏のユーモアにますますそれがスピードアップするのだ。
例えばロッシーニの「ウイリアム・テル」序曲のフィナーレのような心地よさだ。
奥山氏の文によって強弓をキリリと引いて的のド真ん中に命中させる楽しさを味わいながら「勝利感」を読み手なりに味わい、スッキリした空気を吸う清々しさを思う。(さらに読み手の私は陽気になって前に進み、場面ごとにヴェルディやヴァーグナー、そしてスクリャービンのフレージングをその本の流れの中でBGMの如く感じる。)
これらの「事実」は世の中の凝り固まった間違った派閥などに勇気を削がれ、弱気になっていく傾向の強い現代において、間違ったものにはNOとハッキリ判断でき、自分はもとより周囲を明るく元気にする発信源であろう。(ベッラ)
この後に私が書いたコメントです。これを奥山篤信氏は「序文」で上記にお書きになっていらっしゃいます。
>私こそありがたく思って感謝しております。

宗教に惑わされないためのキリスト教入門。
その難解な教義・教典のバカバカしい全貌を抉り出す。
文芸評論家・鎌倉文学館館長・富岡幸一郎氏、推薦。
「キリスト教徒は、十字架上で磔刑された人間が、墓の中から復活したということを信じなさいと言っているのだ。そこで信者の反論として、神だから人間には到底理解できない超自然的現象があるのだと言うだろう。そこが宗教というものが使うトリックである。逃げるときには必ず超自然を神の超能力の賜物だというのだ。そんなバカなことを誰が信じられようか。」(本書「まえがき」より)
本書の内容
第1章 キリスト教の基本的教え
第2章新旧聖書のハイライト
第3章 教会は伏魔殿(論理も科学も皆無)
第4章 何のため、誰のための教会の集まり? 聖職者のため? 信者の空虚な他力本願
第5章 パウロ神学がイエス思想を捻じ曲げた
第6章バチカンの堕落
第7章偽善教たるキリスト教
第8章ルサンチマン宗教
第9章キリスト教への違和感
- 出版社 : 春吉書房 (2021/5/13)
- 発売日 : 2021/5/13
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 264ページ 価格 1430円
さあ、僕がキリスト教を教えましょう | 奥山篤信 |本 | 通販 | Amazon
著者について
★ブログ主より・・・ キリスト教だけでなく、世の中の不自然なことの押しつけや意味のない権威付けに対して、キッパリと「やめてんか」と斬って捨てる、その批判たるや読者を愉快に楽しく導く、しかも鋭く容赦ない。
知識が尋常ではない、しかもここぞというところは絶対逃さず、妥協はなさらない。
しかも文体に読者を夢中にさせる「魅力」が満載。こんな作家は見当たらないと思う。
それに面白いのはもう「プレミア」が付いていることだ。はやくも2960円という値段が「中古品」として存在する。
これも楽しい。私は畏敬しながらも楽しくページを繰る日々です。
音楽家の私は読む内容によって頭の中にクラシックのBGMが流れる。
本日はそのかずかずを「ブログのティールーム」でご紹介したいと思います。
ブログのティールーム


1,ロッシーニ「ウイリアム・テル」序曲からフィナーレ(約3分5秒) クラウディオ・アッバード指揮 ベルリンフィル
Rossini: "Guillaume Tell" Overture / Abbado · Berliner Philharmoniker
2,ヴェルディ「運命の力」序曲 (約2分28秒) リッカルド・ムーティ指揮 ベルリンフィルハーモニー
Verdi: Overture to "La forza del destino" / Muti · Berliner Philharmoniker
3,ヴァーグナー「ローエングリン」~神聖なる国王ハインリッヒよ (約4分53秒)クラウディオ・アッバード指揮 ウイーンフィルハーモニー
Wagner: Lohengrin, WWV 75 / Act 3 - "Heil König Heinrich!"
4,スクリャービン作曲「エチュード」作品8の12番 ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)
Vladimir Horowitz Playing Scriabin 12 Etudes Op.8 No.12
そして「巻末」の対談 !! 圧巻です。
★ チャイコフスキー作曲「ピアノ協奏曲」 リヒテルとカラヤンの丁々発止
Silent Tone Record/チャイコフスキー:ピアノ協奏曲1番Op.23/スヴャトスラフ·リヒテル(pf),ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ウィーン交響楽団/サイレント・トーン・レコード (約2分59秒)

鳥獣戯画(巻末でこの絵のことが出てきます)