【西田昌司】「日本維新の会」の分党、自民党も他山の石に[桜H26/5/29]
★ ついに西田昌司先生が「自民党も他山の石に」と仰った。
「旧たち日」を応援していた私は、よりにもよって大嫌いな「橋下・松井」らといっしょになるなんて、怒り心頭だったが、
三宅博先生(そのころは国会議員でなかった)にお話を伺って、さらに平沼赳夫先生のお心の内を聴こうと一昨年の秋、
岡山の津山まで行った。そのことはくわしくブログでも書いたが、平沼先生は素晴らしい方だった。
「京都であんなに橋下さんにひどいこと言われて・・・」と講演終了後、平沼先生に言うと「あの時は腹が立ってね・・・」と
いわれて口をつぐまれた。
その苦悶の表情に思わず私も黙った。
私はそれから「維新を支持しています」とは言わず、今もなお「旧たち日」支持者と言っている。これは意地だった。
しかし、三宅先生や中山先生が国会で質疑ができるのも、「維新」という大きな野党に所属しているからであって、その後、「維新」が
橋下らの拙策で陰りがあっても、三宅先生は何にも動じず、堂々とNHKや朝鮮総連などの批判を国会で繰り広げられた。
三宅先生の大阪14区は、谷畑孝という自民党の議員がいて圧倒的な票を獲得していたが、
自民党が民主党に敗れ「維新」に入りたいと橋下・松井両氏を訪問、谷畑議員はそのまま「維新」に所属した。
この時に西田昌司先生は、応援演説まで行ったのに維新に行った、と谷畑議員のことをお怒りになっている。
「大阪14区」には谷畑氏のほかに、民主党には長尾氏がいて、無所属に三宅博先生がいらっしゃった。
三宅先生はそれまで八尾の市会議員をなさっていて、民団・朝鮮総連・解放同盟らの利権と熾烈な戦いをひとりでなさっていた。
私はネットでそれを知って三宅先生を励ましたりしていた。親の介護をしていたので出掛けることはできなかったが電話だけ。
父が亡くなって三宅先生や中山恭子先生、西村真悟先生が一堂に集まって講演されたのを聴きに行ったりしていた。
そして平沼先生に岡山でお会いしたのはそのあとだった。
三宅先生も西村先生も当選され、私ははじめて西田昌司先生の講演も聴きに行った。京都だった。
終了後、「私は旧たち日の支持者で三宅先生を応援していますが、あの『維新』で橋下などとどうなるのでしょう、すごく心配です』
と訴えると、西田先生は両手で私の手をとられて「あの時は仕方がなかった、三宅とは懇意にしている。いつか必ずいっしょに
頑張りたい」と力強く仰った。
自民党が政権を取り戻し、西田先生は民主党を「西田砲」といわれるほどの勢いで国会で論破し、国民の喝さいを浴びた。
しかし、それから夏ごろから西田先生は「このごろ、安倍総理と話ができない。野党の時は毎日語り合った。
TPPのことも何もわからない。私が他の会議でいない時に大切なことが決められている。」と安倍総理に遠ざけられていることを
お話になった。
西田先生は西部邁先生のことをお話になった。
その後、『総理への直言』という本をお書きになって、西部邁先生が絶賛された。
西部邁先生は「この人物は戦後に現れた政治家のうちで、正義と思慮に富み、勇気と節制に最も優れている。
この書を読めば必ずや『もう人材はいないのではないか』などと不平を述べ立ててはおれなくなるに違いない」と激賞された。
講演会の会場には西部先生から大きな花束が飾られていた。
西田先生が最近も平沼赳夫先生のもとを訪ね、3回にわたって会談されたものが動画になっているので貼り付けたが、
西田先生の苦悩は、「自民党も維新を他山の石とせず」という言葉に凝縮されているように思う。
★ この動画もどうぞ。
【憲法観】野党再編へ、「結い」でほどけた維新の絆[桜H26/5/29]
【日本維新の会】分党の経緯、石原慎太郎共同代表記者会見[桜H26/5/29]
国内外色々ニュースが。
石原氏と同席した平沼さんの血色が頗るよろしかった。
石原さんに「平沼さんは不要」と言ったとか。橋下は長幼の序を知らない?
自民と言う大岩にぶつかり次々微小化して行く野党の図に見えてくる。
自民の中にも赤旗で安倍批判する頓珍漢も存在。
こういうグループは自民と言うより日本から出て行け。
安倍さんになる前から日本は中韓を大事にして来た結果が今の状態でしょう。
中韓に行かないのはオカシイとか、大事にしないのは間違ってるとか的外れな発言ばかりしてる。
西田さん、一度野中にガツンと言ってくれないかなあ。
それだけに手ごわい相手でしたが、今はどうでしょう。
3人組のようなみっともないのを門前払いもできない、
なんでも「いらっしゃいませ」では筋金入りの左派も
あきらめムードでしょう。
もちろん、今は筋金入り左派なんているかどうか。
自民党は赤旗組だけではありません。
民間議員とかいう竹中平蔵のようなのが
牛耳っています。
安倍さんはそれを正しいことのようにして
岩盤とか外国人労働者とか・・・
西田さんは自民党が間違った道を歩んでいるのを
苦悩しています。それは「経済政策」です。
正社員を「既得権益」などと、敵扱いする、
二者択一させ、敵を作り出す方法は竹中・橋下らの
得意技です。
安倍さんはやはり御曹司ですね・・・。
夫人もコントロールできないし、慰安婦の家の件
ではありませんが、今後が心配です、あの夫人も。
橋下派と決裂しているのは田母神さん応援の時に
聴いていました。
2月の寒い日でした。
西村真悟さんの会で、田母神・水島その他、
大勢の保守が(本で読むような)来ていました。
もうすでに・・・でした。結いの会以前のことです。