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時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

奥山篤信氏、パリ五輪「誤審」問題と不条理な一般生活での共通点と生き方/慈愛のメローニ首相/イスラエルとイラン「戦争状態」に突入?

2024年08月04日 | 政治
パリ・オリンピックは審判の問題など、連日ニュースになっているが、奥山篤信氏のエッセイを読んで、納得しました。広い視野で書いていらっしゃる、ただ「試合」の問題だけではなく、人生ともかかわりがある、それにどう対処するか、どのように考え行動するか、これは有名選手だけでなく、一般社会を生きるにおいて、同じものがあると思う。

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今回の五輪の審判は❓だらけだ!令和の三四郎の悔し涙は本当に気の毒だ!

思うに五輪パリの柔道後三つの階級があるが、この三四郎の凄腕は抜群だ。素人の僕だがとにかく投げ・寝技・受け身・仕掛けもう痺れるほどうまい。今回も圧倒的に勝利していたのに、どう言うわけか審判の判定が相手贔屓 泣けてくるねえ 三四郎の悔し涙もわかる。

しかし人生世の中不条理・不公平のメチャクチャの中で人間は生きている。ほとんど納得いかない世界だ。それにもめげず国民は血税を払いルーティーンな隷従生活を送っている。世の中の不条理不可解に比べれば五輪選手の世界は超エリートの世界だ。贅沢の悩みかもしれない。何も僕は抗議するなかれとは言っていない。

選手は正当な怒りであっても、どんな不条理があっても、五輪精神にもとずいてのグッと堪える品格が必要だ。感情的に怒れば結局聴衆の非難をあびる不条理がある。
それが柔道に限らず世の道だ。
三四郎の態度も立派だった。
(奥山篤信氏)

ブログ主・・・私たち一般人の生活にも不条理はある。またSNSなどでは「少しの考えの違いも許さない、いいか?俺の言っている通りが「正義」だ、という(その時の文はなぜかタメ口が多い。
こんな言葉遣い「~だろ?」その他、脅し・押し付け・バカ呼ばわり、さらに「日本人とは思えない」、などだ。有名な活動家にしてこれだ。政治家もネトウヨに媚びて「ホシュ政治家」と勘違いしている。
今回の誤審問題でも、問題は他にもある。集団で個人を攻撃するのは(しかもタメ口で)
ほぼ脅しだ。奥山篤信氏の見解はスッキリしていて、警告を発しておられるようだ。
また、誤審が濃厚な場合は、巧みで正確な語学が必要であることは言うまでもない。
抗議に行ったら笑われていた、というのは外国語が正しく伝わったのだろうか、それも心配だ。もちろんそれを受けるほうも、問題はあるだろう。これからの課題として、考えねばならないと思う。私たちも一般社会で誤解などされ悔しい思いをすることは多い。
五輪だけでなく、世の中で生きていくためにどうすべきか、は一般の生き方の問題。


ジョルジャ・メローニ に対する画像結果・・・イタリアのメローニ首相

こんな記事がある。私はIOCの言い訳に対し、「女性選手の命を危険にさらすのか!」と危惧している。
>1日に行われた女子66キロ級2回戦で、イマネ・ヘリフ(アルジェリア)と対戦したアンジェラ・カリニ(イタリア)が開始46秒で棄権した。試合はヘリフが勝利した。

ヘリフの出場について、IOCは「すべての人は差別なくスポーツをする権利を持っています」と主張。性別については「これまでのオリンピックボクシング競技と同様に、アスリートの性別と年齢はパスポートに基づいています」と説明していた。

 2人の性別について、バッハ会長は「女性として生まれ、女性として育てられ、女性のパスポートを持ち、長年女性として競技してきたボクサーが2人いる」とコメント。2人への批判ついて、「ヘイトスピーチ」とし、「まったく受け入れられない」と主張し、「政治的動機による文化戦争には参加しない」と断じた。ボクシング性別問題 バッハ会長が資格の有効性を主張「女性として生まれ、競技してきたボクサー」(スポニチ) | 毎日新聞 (mainichi.jp)(バッハ会長のこの言い分は本来の女性選手を危険に追い込むことだ。
イタリアのカリニ選手は「命を護るために棄権した」と述べている。)

カリニ選手の対戦相手「イマネ・カリフ」さん(写真左)、二発顔面にパンチを受け、棄権するカリニ選手(写真向かって右)
【性別適格性検査不合格】パリ五輪ボクシング 性分化疾患(DSD)のイマネ・ヘリフ、国際ボクシング協会の規定違反で失格になっていた : まとめダネ!ボクシングの性別騒動、敗れた伊選手にIBAが賞金 パリ五輪

メローニ首相、絶対にカリニ選手を護る!!
パリ五輪のボクシング女子に世界選手権の性別テストでは不合格とされた選手が出場している問題で、イタリアのメローニ首相は1日、「公平な試合ではなかった」と述べ、出場を認めた国際オリンピック委員会(IOC)を批判した。女子66キロ級で当該の選手と対戦し、途中棄権したイタリアのアンジェラ・カリニ選手をインスタグラムで激励した。

メローニ氏はパリに滞在中。伊ANSA通信によると、記者団に「男性の遺伝的特徴を持つ選手は女子競技に参加すべきではないと思う。だれかを差別したいわけではない。女子選手が公平な条件で競技する権利を守るためだ」と訴えた。ボクシング性別問題 メローニ伊首相がパンチ浴び棄権した女子選手を直接激励、パリ五輪 (msn.com)

【イタリア】メローニ首相とはどういう人物なのか!壮絶な生い立ち、苦労を重ねた若手時代!

そこでメローニ首相がカリニ選手に暖かい言葉とまなざしを・・・幼いころから極貧の中で育ったメローニは人情も道理も熱い。
やむなく棄権したカリニ選手は母を見るような目で首相を見ている。涙をこらえて聴いているようだ。
So che non mollerai, Angela, e so che un giorno guadagnerai con sforzo e sudore quello che meriti. In una competizione finalmente equa.
アンジェラ、あなたが諦めないことはわかっています、そしていつかあなたが努力と汗を流して、それに値するものを得ることができることを私は知っています。
(棄権で)ようやく公平な競争ができるようになりました。
(Xより転載)
パリ五輪のボクシング女子66キロ級で、試合を棄権したカリニ選手(左)を激励するメローニ首相(首相のインスタグラムから)
カリニ選手とメローニ首相

ハマス指導者 イスラエルとイラン「戦争状態に入った」(2024年8月3日)

ブログ主・・・今日は夕方から日独の関係の会に行った。そこで知人と話したのだけれど、中東の問題なども含めて「世界戦争がはじまるんじゃないかしら」と話した。
また日本は国民の知らないところで何を決めているのか、しかも被害を受けるのは国民なのに。日本は戦争できる状態ではない、そして誰が犠牲になる?(ここ、大切)
日本は調停役に徹することだ。そして戦争の激化を少しでも抑えねばならない。
ところでパリ・オリンピックでも、戦争中の国は参加できないはずなのに、中東は参加している。どうも割り切れない。

木・金と泊りがけで和歌山に墓参に行った。今年は関東に住んでいる妹と一緒に行ったので、和歌山の駅前のホテルに宿泊し、ゆっくりした。改装が済んで居心地よく、ぐっすり眠れた。しかしこの暑さ、帰宅してから洗濯し、テレビニュースを見てそのまま寝てしまった。
そして土曜日の夕方から「ドイツ関係」の会合に行った。ブログを書く暇がなかった・・・。

ブログのティールーム
【冷たいおやつ】寒天とゼラチンのおやついろいろ | LEE
1951年の映画です。
Line Renaud 映画「巴里の空の下セーヌは流れる」 パリの空の下 SOUS LE CIEL DE PARIS COULE LA SEINE

1951年 制作国 フランス 監督 ジュリアン・デュヴィヴィエ
出演 ブリジット・オーベール(ドニーズ)    
クリスティーヌ・レニエ(マリー=ファッションモデル)    
ダニエル・イヴェネル(ジョルジュ=医学生)    
シルヴィー(ミス・ペリエ)    
レイモン・エルマンティエ(マチアス=彫刻家*変質者)

音楽 SOUS LE CIEL DE PARIS(パリの空の下)    
ユベール・ジロー 作曲    
ジャン・ドレジャック 作詞    
ジャン・ブルトニエール 劇中において歌唱





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