ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

モスクワテロについて/ドイツの女性問題その他の記録映画を上映した意図に思う。

2024年03月24日 | 政治

コンサート会場で銃乱射 40人以上が死亡 迷彩服着た集団が襲撃か?「イスラム国」が犯行声明 ロシア・モスクワ



 報道最新まとめ!!ロシアカウントダウン!イスラム国、モスクワでのテロに犯行声明&逃亡成功!?コンサート会場で銃撃、60人超死亡。治安維持のリソースがもはや無いの!?|上念司チャンネル ニュースの虎側・・・「ウクライナの仕業」と叫ぶ人がいるが、そうではない。メドジェーエフが騒いでいる。



 イタリアのメローニ首相のSNSより・・・メローニ首相は西欧で最も注目されている女性政治家。

L'orrore del massacro di civili innocenti a Mosca è inaccettabile. Ferma e totale condanna del Governo italiano a questo efferato atto di terrorismo. Esprimo la piena solidarietà alle persone colpite e ai familiari delle vittime.
和訳です・・・モスクワでの無実の一般市民虐殺の恐ろしさは受け入れられない。イタリア政府のこの恐ろしいテロ行為に対する断固たる非難。被災された人々と被災者家族に全面的な連帯を表します。
 
 このテロには広範囲の脅威を感じます。

 評論家の宮崎正弘氏のメールマガジンから・・・ ハマスのイスラエル奇襲と似ている、出撃はアフガニスタンから?

まるでハマスのイスラエル奇襲と攻撃方法が似ていた。事前に警告が発せられていたが、軽視された点でも酷似している。
在モスクワの米大使館は在留アメリカ人に「テロ情報があるので、外出と控え、とくに人の集まる場所へは行かないよう」警告していた。

23年10月7日にハマスはイスラエルの音楽祭会場を襲い多数の死傷者と二百名以上の人質を取った。イスラエルのガザ報復が始まり、惨劇は続いている。世界世論は、アメリカを含めてパレスチナ支援となった。

3月23日、テロリスト集団のIS─Kは、モスクワ西北郊外のクロクスシティ・ホールを襲い、機関銃を乱射、150名を越える死者、爆弾で建物は破壊された。

IS─Kの襲撃犯四名は現場で逮捕され、7名が「ウクライナとの国境付近」で拘束されたとロシアが発表した。この「ウクライナ国境付近」とする意味はテロの背後にウクライナがあると示唆していることになる。

 ウクライナ政府はただちに否定し、「IS─Kとは関係がないし、そもそも厳戒態勢の国境に向かって犯人たちが逃亡を企てるわけはない。プーチンのテレビ演説は事件から20時間も後である。IS─Kは中央アジアが拠点である」とした。

 ISはシリアを拠点にアサド体制打倒を叫んで武装闘争を繰り返したが、ロシアがアサドを擁護して戦ったため、いつしかシリアから撤退していた。

 情報筋は、今回のテロ部隊はアフガニスタンから出撃したとみている。

 ◎◎み○☆や◎☆ざ○☆き◎☆◎ま○☆さ◎☆ひ◎◎ろ○☆ 

ブログ主・・・昨日、新しく着任したドイツの女性領事が推奨する政治記録映画を見に行った。金髪で綺麗な女性領事だったが、この人の政治的知識の偏りと何かを日本人にすすめているように思った。用心するほど賢明ではない。ほとんど「緑の党」や「メルケル」を礼賛の内容だった。
いかに「女性政治家を増やすか」ということで男性政治家と渡り合ってきた成果を語っていたし、最後にドイツの防衛軍がどんなにひどいことをしたか、などという内容だった。しかしその内容はまとまりがなく、どうも救いようがない出来だった。

・・・なぜスターリンのしたことにはノーコメントなんだ!!
しかし私が騒ぐと周囲にご迷惑をかけるので仕方なく黙っていた。

終わってからドイツ人の女性で友人になった人と話した。私がひとりで「桃酒」を飲みに行くと言って別れたが、そこに来られたのだ。私は「桃酒」を飲むと幸せになる、と中国ドラマの話を出鱈目にして、ナントカ飲みにひとりで行ったら、彼女が私を探して来たのだ。彼女はビールを飲み、料理は私と同じ和食を注文した。

そこで彼女の父は第二次大戦で右腕を失ったという。この話ははじめて聴いた。私の父もレイテで左手の指を激戦で落とした。思えば私たちは親に対して責めるどころか、その苦悩がよくわかる。

私は音楽家として今のドイツのオペラ演出を思うのだけれど・・・今のドイツがヴァーグナーのオペラを特異な演出で「対ナチス」を看板に純音楽を偏向してきていて、これは芸術ではなく政治的・永遠的な意図がある、確かにナチスは最低だったし、ナチスと日本は違う、と思った。それとヒトラーとは生きていた時代を別にするヴァーグナーとは関係ない。ヴァーグナーを滅茶な演出でナチスの罪を押し付け、「戦前と違う」と音楽以外のところで押し切られ、それを「新演出」と仰ぎ見るオペラ関係者。
今やヴァーグナー歌手はそんな歪んだ演出でないと歌えない状態になっている。

私は「メルケル」に対しても違和感を持っている。彼女はドイツというより何のために無制限に移民・難民を受け入れたのか、しかも対応できないほどの「民族大移動」を思わせるもので、教育・治安など、ドイツの今の状況を知る人は戸惑っている。以前にイスラエル系の演出家がヴェルディの「アッティラ」を演出するのにローマ軍をナチスの制服を思わせる衣装にした。伝統的な演出を大切にするイタリアの聴衆は怒った。
「カップッチッリを出せ!!」と。
カップッチッリは異常な演出では決して歌わなかったし、指揮者ムーティもそうだった。

日本側も独特の政治観を持っている「グリーン勢力」の学者などが正義漢ぶって「緑の党」絶賛、
今や「緑の党」はドイツでは支持が減少している。その点、日本のほうが言いたいことが言える。
私はドイツの文化やオペラ、歌曲など尊敬し勉強している。
第二次世界大戦で確かにドイツは歴史的にも超越した罪を犯した。しかしソ連のスターリンのしたことは一切見逃し追及しない。
メルケルはプーチンの盟友では?かつて東独でメルケルはどういう位置にいたのか?

それと最後にドイツの兵士の、しかも映画でしゃべっている人物は「私の父がそういうことをした」というのは、かつて親を訴えたソ連の、また中華人民共和国のやり方と似ている。

思っていることを言えない、また感想を書けない、そういうもどかしさがたまらない。
私は左右を超えて真実を考えたいのだ。

ドイツの友人は言った。「最近、怖い政治家が増えている。」
そう、そしてどんどん広がっている。日本も・・・。
無益な戦争を軽い「お付き合い」で薦めるべきではない。
それは国民の流血をきれいごとで勝手に強要することだ。
祖国を愛することは、そういった一部の政治家や評論家・活動家の都合よくやることとは全く違う。


ブログのティールーム
桃 酒 レシピ・作り方 by みかんママ55|楽天レシピ
桃酒

20世紀最高のバリトン、カップッチッリは私にとって最高の名歌手だった。
ヴェルディ「ナブッコ」からアリアとそれに続く王の中の王と称された英雄の出陣
この映像はイタリアのヴェローナ野外劇場での実演です。アリアを歌って熱烈な拍手がありますが、その後が素晴らしいのです。(4分20秒から)

G.Verdi NABUCCO, Act IV (Piero Cappuccilli) - Arena di Verona



古代円形競技場(アレーナ)の遺跡がそのまま夏のオペラ劇場になっている。
この頃は拡声器なしで生の声での上演だった。
しかし今は・・・拡声器をつかうようになった。もはやこのような完璧な発声の歌手はいなくなったのだろう。


「マリア・カラス」の名の薔薇
· 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする