ロシア、中国の自国侵略に深い懸念 流出文書で明らかに
力を取り戻した中国がロシアの東部領土の併合を試みるかもしれないと、ロシアが長年深く懸念してきたことを裏づけている。
中国とロシアが数年前に「無制限」の友好を宣言したことを考えたとき、無頓着な西側の人々には、この国境を接する2国の間で核兵器を用いた応酬が行われる可能性は低いように思えるかもしれない。だがロシアは、国境を接する友好関係はすぐに変わり得ることを知っている。前回、中国と旧ソ連が友好条約を結んだときは、20年も経たないうちに国境をめぐってひどい紛争が起きた。
アジア全域での中国の行動は、過去のささいな仕打ちや長年にわたる領土の喪失を中国がずっと覚えていることを示している。領土拡大にこだわる中国の民族主義者らは、ロシアの軍事的弱点を中国がますます蔑むようになっていることと相まって、過去の敗北に対する憤りを利用して衰退したロシアに十分歯向かうことができる。・・・略・・・中国が突然の領土強奪に動く素地は整っている。中国は長年にわたり、ロシアとの長い国境に関して恨みを鬱積させてきた。多くの中国人の間では、太平洋側に位置するロシア極東地域最大の都市ウラジオストクはロシア名で知られていない。古くからの中国名が今でも広く使われている。中国との経済的・文化的結びつきは無視できないものになりつつある。
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「ウラジオストク」の中国名―「海参イ(※山かんむりに威)」
前回に引き続き、名ピアニストであり、名教授であったゴルノスタエーヴァ女史のレッスンを書く予定でしたが、その前にこの激動の時代の音楽の背景を書きました。
ショパンはイタリアのロッシーニ、ベッリーニの旋律と曲が熱く訴えかける音楽そのものを愛した。
ちょうどイタリアは外国の支配をはね返し、「祖国統一運動」に多くの人々が賛同してそれがやがてヴェルディのオペラにも引き継がれたのだ。これに感動していたショパンは自分が祖国ポーランドの流血に対して、何もできない無力感をピアノ曲で「愛国心」や「愛」をあらわしたのだった。
ではショパンが傾倒したイタリアのロッシーニ(もちろんベッリーニのオペラはその旋律を自分の曲にイメージして書いている。)
Rossini: L'Esule メッツオ・ソプラノ独唱はイタリアのチェチ―リア・バルトリ。
歌詞・・・ここでは、いつも空がほほ笑み、木の葉は緑だ。 ここでは小川の水が足元に優しく流れている。
しかしこの地は私のふるさとではない。 ここでは青い水にいつも太陽が映っている。 ユリやスミレが私の周りで育つ。 しかしこの地は私のふるさとではない。 乙女たちは、愛が真心の印しとして髪の毛に挿した新鮮なバラのように麗しい。
しかしこの地は私のふるさとではない。
イタリアの中に女王のような町があり、リグーリア海が、いつもその足元を浸している。 お分かりだろう、この町は私のふるさとなのだ。
Qui sempre ride il cielo,qui verde ognor la fronda,
qui del ruscello l'onda
dolce mi scorre al pie';
ma questo suol non è
la Patria mia.(私の故郷の意)
Qui nell'azzurro flutto
sempre si specchia il sole;
i gigli e le viole
crescono intorno a me;
ma questo suol non è
la Patria mia
Le vergini son vaghe
come le fresche rose
che al loro crin compose
amor pegno di fe';
ma questo suol non è
la Patria mia.
(ここで故郷のイタリアを思い、ここは私の故郷なのだ、と高らかに歌う)
Nell'Itale contrade
è una città Regina;
la Ligure marina
sempre le bagna il pie'.
La ravvisate,ell'è
la Patria mia.
★ Patriaとは(パートリアとは故郷・祖国の意)