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捏造の明治:画像で見る「神武天皇陵」でっち上げの経緯  読む・考える・書く +

2018-11-05 00:24:16 | 古代史・明治・昭和・憲法など
画像で見る「神武天皇陵」でっち上げの経緯  読む・考える・書く 2016-04-23
http://vergil.hateblo.jp/entry/2016/04/23/133823

式年祭についての記事でも書いたように、現在の「神武天皇陵」は、幕末の文久2(1862)年、恐らく神武の埋葬地ではない「ミサンザイ」に決定された。その後、明治から昭和にかけて、このミサンザイは巨大で荘厳な「天皇陵」に作り変えられていくことになる。

まず、この地が神武陵に比定される前はどうだったか。「文久の修築」前の状態を示す絵図が残っている[1]。


当時のミサンザイは、田圃の中の小さな塚に過ぎない。そこには榎一本と茨のような灌木が一株生えていた[2]。ちなみに、旧洞村の古老の話によると、ここはもともと糞田(くそだ)と呼ばれており、牛馬の処理場だったかも知れない[3]、という。

これが、15,062両(現在の価値に換算して約3億円)をかけた修築を経て、次のような姿に変貌する[4]。囲われた陵域の中央に見える二つの点がミサンザイの塚である。


神武陵は、その後も修築という名の改変を繰り返され、変貌を続けていく。1879(明治12)年から1907(明治40)年にかけて編纂された官製百科事典「古事類苑」には、次のような陵図[5]が掲載されている。中央奥に見えるのがもとのミサンザイだが、盛り土と石垣で八角形に固められ、もはや原形をとどめていない。


大正期になると、いったん八角形に作ったこの墳形が、今度は円墳に変えられている[6]。さらに、新造したこの陵の周囲の土地を収用し、クロマツ、ヒノキ、カシなどを植えて、厳粛な雰囲気を醸し出す広大な森が新たに造成された[7]。


古田 (略)で、あの面白かったのは、紀元二千六百年の時に巨木を持って来てね全国から、植えたっていう……。
住井 そうそう、そうそう。
古田 それを、ああやって皆が感心してね。
住井 うっそうとしています。
古田 うっそうとしているから感心して、さすが神武天皇だっていうね。
住井 そうなんですよ。
古田 何言ってんだとおっしゃった話がね。
住井 時々ね、ここでまあ勉強会やるとね。ほうぼうから御婦人たち五、六十人集まって来て下さるんですよね。で、この前もここでやった。私、ここに座ったら、その辺に座ってた御婦人がね、私が神武御陵というのは新しいと言ったら、「あんなに大きな木があるんだから、そんな新しいことはない、私は現地へお参りして来ました」といってね。「あんな大きな木があるんだから、そんな新しくちゃあんなにならない」と。だから、「あんた、植えた時から大きかったんだよ」という話をしたらね、あっけにとられた顔をしてましたよ。
古田 はあ、私もあれ読んでびっくりしました。私なんかも行ってね、はじめから、まあ大きいけれども新しい、ああいう大きな木が元々から生えている場所と違うじゃないですか、回りがね、全部ね。
住井 そうそう、そう。
古田 そういうずうっと原野の中にあればね、そりゃ元からと思いますけど、あんな所にあるの、もうあとから植えたに決まってると思うて、こっちは始めから見ておりましたがね。ところが、結構世の中には今おっしゃったように……。
住井 だまされる。
古田 感心する人もおるんですねえ。
住井 九割九分はだまされる。

この上に、もとはただの田圃だったこの土地を神秘的に見せるための演出が加えられる[7]。

林 この前僕橿原神宮駅で降りて初めて神武天皇陵の参道に入ったんですね。そしたら玉砂利を敷きつめ、あたりはすごい樹木が生い繁っている。陵の前はいかめしく柵をめぐらしていましたが、結局、あれは天皇の秘密、タブーというものを作っておいて、(略)つまりあれ完全に最初からシャットアウトするとだれも興味を持たないから、入れるところまで入れてあおっておきながら禁じるというね、その天皇制のテクニックというか、大したもんだなァと感心しました。

もちろん、天皇や皇族にここを参拝させ、それを報道させるのも演出の一環である。


Photo by 名古屋太郎 / CC BY-SA 3.0

もともと天皇制とは、明治政府を作った者たちが、自分たちを徳川幕府より上の存在として権威付けするために作り出したイデオロギーに過ぎない。いわゆる「勤皇の志士」たちが、天皇を「玉(ギョク)」と呼び、単なる道具と見なしていたのは有名な話である。

あなたが橿原の「神武天皇陵」を訪れ、そこに悠久の歴史や神秘を感じるなら、あなたは下克上を目指す幕末の下級武士たちがでっち上げたペテンに、いまだに騙され続けていることになる。

[1] 後藤秀穂 『皇陵史稿』 木本事務所 1913年 P.192
[2] 住井すゑ・古田武彦・山田宗睦 『天皇陵の真相』 三一新書 1994年 P.161
[3] まれびと 「おおくぼまちづくり館と洞村跡地
[4] 『天皇陵の真相』 P.162
[5] 『古事類苑』 帝王部/山陵上 P.974-975
[6] 『天皇陵の真相』 P.164
[7] 同 P.145

関連

ロスチャイルド一族、日本をとる。 by Clifford Shack
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おまけ

先の記事でも触れたように、本来の「橿原宮」(畝傍橿原宮)跡地はここです↓

鶴岡八幡神社 (旧郷社)福岡県田川郡香春町大字中津原404番地に鎮座 (注:墓地は豊原周辺にあるでしょう)


由来

 仁平二年(1152)十月鎮西八郎為朝公が豊後国臼杵から勾金庄南大原、(現田川農林高等学校地域)の館に移りて、源氏の氏神である鎌倉の鶴ケ岡八幡宮の御分霊を御勧請して奉斎するため、家臣尾張権守家任を新造の八幡宮造営の奉行と定め、阿蘇判官忠国に命じ先ず京都に上し近衛天皇の御許を受けて、鎌倉由井の郷に下り鶴ケ岡宮に参詣し幣帛、神楽を献じ神法に従い御心霊を請けて、時の本宮の宮司の次男 津守源盛義、御心霊を捧持し同年師走二十五日瀬戸の尾山(現高野岩丸健次氏屋敷内と言い伝う)に安着す。

 この時新造の御社殿完成せず、やむなく尾山に留まりて翌年正月十一日、社殿を初め五寺一院四十八堂舎ことごとく竣功せしにより同月十六日新宮に奉斎す。

 この日為朝公は九州の諸大名高家、家臣を率いて参入し為朝公は拝殿に、その他は回廊、釣殿にいずれも衣冠束帯で仕候す。

総ての修法が終わって神霊を鎮め神楽を奏し舞楽の青海原と太平楽を修理大夫に奉納せしむ、(此の時修理大夫が用いし翁面、鈴、為朝公の烏帽子、鏃、と共に当神社の宝物として現存しています)一同拝賀の後、馬場にて、流鏑馬、競馬を奉仕す又、社僧群座して終日大般若経を勤行する。

 鎌倉本宮の信法により毎年十月新嘗の大祭、即ちホウハン祭を執行せしむ。(ホウハン祭は現在全く滅びてをります) 
  
久寿元年(1154)三月勅使徳大寺中納言良房は命により、近衛天皇の御震筆の「鎮西鶴岡若八幡宮」の勅額を持参して下伺される。為朝公これを拝受し掲げしむる。勅使神前に拝賀して太刀三振を奉納して同年四月二日京都に帰られる。

 為朝公は当社を九州の源氏の氏神として甚だ篤く崇拝したが、其の後、保元の乱起りて東国に去る。

後嫡子、鶴王丸に阿蘇忠国を後見として付随させ、当社を宇護せしも平治の頃、天下乱れて当社も殆ど傾廃する。

 文治二年(1186)春、源義経公が平家追討の時、梶原源太景季を代参させ社殿を再建す。後、源為朝公は九州守護職に命じて社殿を修理せしむ。

 建武二年(1335)、足利尊氏公、文中三年(1374)秋、代弊便細川武蔵守等は、社殿に修造を加え神宝金銀を奉納す。

 永禄四年(1561)六月、大友義統が香春岳城攻略の時、兵火にて社殿焼失、これを毛利元就公が直ちに復興す。

 天正十五年(1587)夏、豊臣秀吉の九州討伐の時、再び炎上、慶長十年(1605)九月藩主細川中務大輔藤高これを再興す。

 其後貞亨二年(1685)八月、藩主小笠原遠江守忠雄公、社殿を造営して深く崇拝する。其後その時々、幾度となく補修を繰り返しつつ御鎮座七百五十年式年大祭以来、戦前、戦後の難を逃れ来るも、昭和四十一年不審火により焼失せるも、四十四年御氏子の浄財により復興造営がなされる。 

                         当神社縁起より


おまけ2

中臣 鎌足(なかとみ の かまたり;引用注:中津臣 鎌足(なかつとみのかまたらし)、と言いいたいわけですネ)、後の藤原 鎌足(ふじわら の かまたり)は、飛鳥時代の政治家。日本の歴史における最大氏族「藤原氏」の始祖。 (引用注:中津大兄皇子というのもいましたネ)


++
誰かさんは、筑紫から豊に東征して神武となったわけです。これが、倭国の大乱だろう。 のちに、中津臣(藤原)天皇制が、中津原の神武を特筆大書した理由は明白ですネ。



稲田防衛大臣たちが「神武天皇の偉業に立ち戻り・・・」。日本国憲法が公布された日として祝日にされた文化の日を、明治天皇が生まれた明治の日に変えようとしている。 Everyone says I love you ! 2016年11月03日
https://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/a97fd1d14a0add9490dce5e585af0336



++
「神武天皇の偉業に立ち戻り・・・」というのなら、豊前の歴史に立ち戻らねばなるまい。ネ、豊臣さん。

中津臣氏は、昔、関西に引っ越したあと、歴史の整形を行った。






財閥神社神道政権<本澤二郎の「日本の風景」(3145) 2018年11月05日
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52229133.html

<明治の侵略勢力が日本国憲法を破壊している!>


 歴史は、極右の為政者によって書き換えられて、正統化されるものである。安倍・自公の3分の2議席政権は、その正体は戦前の、明治を継承する財閥神社神道政権である。財閥神社神道ロボットこそが安倍晋三なのだ。戦後、真っ先に押しつぶされたはずだったが、実際は「死んだはずだよ、お富さん」の歌の通りなのだ。目を覚まして、しっかりと極右政権の正体をとらえる責任が、日本国民とアジア諸国民にあると、あえて指摘しようと思う。彼らの大敵は、戦後の日本国憲法なのである。

<モリカケ山口強姦魔封じに新移民法>

 ヒトラー研究者がいれば、いまの安倍・日本会議の手口を正確に分析できるはずである。「ヒトラーのそっくりさん」なのだから。

 首相官邸の犯罪は、モリカケ+TBSの山口強姦魔事件だけではない。官邸のドブ掃除をしたら、履いて捨てるほどたくさん出てくるだろうと、多くの国民は見ている。

 いつも思うのだが、野党に「軍師・諸葛孔明」のような人物がいたら、面白くて仕方がないだろうと。ことほど悪辣な政権で、異常な格差で社会を混乱へと引きずり込んでいる。

 雨が降ろうが、雪が降ろうが「改憲」をわめいて、ヒトラーを演じていれば、財閥神社神道の司令塔は、安倍ロボットの放棄を決断しないのだ。歴史を知る善良な日本人識者は、このことを理解し、恐怖を覚えているだろう。それはまともな外国人識者も。司令塔の今は、安倍の恥部であるモリカケ山口強姦魔を封じ込めることに尽きる。どうするか。

 先の「働き方改革」もその手段の一つだった。今は新移民法の強行作戦である。既に、安倍の下駄の歯となった公明党も、即座に応じた。むろん、財閥の司令塔からのものだ。10%消費税強行策も、である。500兆円もの資産を蓄えることに貢献したアベノミクスも、安倍と黒田のお手柄であるため、財閥の表情は明るい。

 安倍・怪進撃に満足しているらしい。

<靖国・伊勢+明治神宮参拝の憲法違反>

 不動産スキャンダルや靖国宮司の天皇批判、さらには富岡八幡宮の日本刀殺傷事件などで、一向に気勢が上がらない神社本庁は、新たに伝家の宝刀を抜いた。

 11月4日の明治神宮の参拝である。

 日本国憲法は、20条の第一項で「いかなる宗教団体も、国から特権を受け、または宗教上の権力を行使してはならない」、第三項は「国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動をしてはならない」と規定して、政教分離に厳しい歯止めをかけている。

 政府は、憲法を擁護する義務を憲法が課している。安倍晋三は二重の憲法違反者なのである。まさにヒトラーその人を演じている。

 明治150年祭を強行したばかりの安倍内閣だ。侵略と植民地支配の元凶そのものである明治を、正統化させるための参拝であろう。「モリカケ強姦魔事件を封じ込めて、9条改憲を実現したい」と祈念したものであろうが、これは戦後日本の歩みと国際社会に対する挑戦そのものである。

<新移民法に課題山積>

 世界は移民問題で混とんとしている。アメリカの戦略そのものであるが、イランの内戦に加担することによる大量の難民で、EUヨーロッパ諸国は大混乱、極右の台頭で、とうとうEUの指導者・ドイツのメルケルも引退へと追い込まれてしまった。

 中国でも民族問題が、政権の悩みの種となっている。アメリカのトランプでさえも、難民のような民族移動に軍隊を派遣して、中間選挙で勝利する勢いである。

 事情通の説明では、日本には既に40万人の外国人労働者がいる。改憲軍拡で破たんしつつある社会福祉に、さらなる暗雲が垂れ込める。既に、外国人の入国にさいして、外国人ブローカーが暗躍して、入国者をいたぶっている。

  入国後の日本人学校も腐敗にまみれている。事情通は「入管利権の巣」と断じている。一般人が知らない悲劇・犯罪が附随しているという。

 犯罪の増加が心配されている。「最近はイラン・イラク・ベトナムからの入国と、スリや強盗が表面化している。隣国からの人たちは、主に売春だ。40万人のうち、2万人は犯罪歴がある」とも。

 それでも財閥は、この枠を拡大しようとしている。それが新移民法である。それも来年4月実施という。財閥と神社神道からの指令に、安倍・自公は突進する。

 狙いは安い賃金である。非正規社員導入は、財閥の意向を小泉と竹中が強行したが、今度は安倍と毒饅頭組の公明党のコンビである。



 ギャンブル天国にあきたらず、覚せい剤天国、さらなるレイプ天国の日本改造ということなのか。やくざ暴力団が狂喜する日本でもあろう。大義はない。この巨大な地雷を踏むと、だれも健全に生きられなくなろう。

2018年11月5日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6302353


ヒトラーの、ロスチャイルド家との秘密の関係を理解する by Clifford Shack
https://satehate.exblog.jp/7969830/



現代版奴隷貿易制度創設としての入管法改定 植草一秀 2018年11月 4日 (日)
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-4a88.html 

人手不足が深刻と言われる業種がある。

介護・看護
運送
建設
飲食・小売り
宿泊

しかし、労働供給は賃金変化によって変動する。

低い賃金で求職者が少なくても、提示される賃金が上昇すれば求職者が増える。

これが市場原理である。

「人手不足」を叫んでいる業種で、賃金を2倍とか3倍に引き上げてみるとよい。

間違いなく求職者が増えるはずだ。

したがって、「人手不足」ではなく「賃金不足」というのが実態なのである。
 (引用注:家畜相手の獣医師がーーーーー、というものもありましたネ)

安倍首相は、一部の業種で人手不足が深刻だから外国人労働力利用を拡大すると言っているが、これが何を意味するのかを考える必要がある。

人手不足が深刻な業種は

きつい、きたない、危険

の3拍子がそろっている、あるいは、その一部に該当する業種である。

大変な仕事だから、低い賃金では働き手がなかなか現れないのだ。

だから、外国人投入を拡大するというのは、どういうことか。

みなが嫌がる仕事を、安い賃金のまま誰かにやらせるために、外国人を投入する。

外国人労働力の利用拡大は、実質的に「人の輸入」である。

「外国人」を輸入して、みなが嫌がる仕事をさせる。

これは「奴隷貿易」による「奴隷」の輸入と本質的に変わらない。

人権無視、人権軽視の施策である。

きつくて、汚く、危険な仕事であるなら、その労働の重さに見合う賃金を設定すればよいだけのことだ。

高い報酬があるなら、過酷な労働であっても、これに耐えようとする労働者が登場する。

この施策を進めずに、きつくて、汚く、危険な仕事だが、その仕事に見合う賃金を払いたくないから、「外国人に押し付ける」ことは、国の施策として正しいものではない。

「市場原理」を重視する経済政策を謳いながら、なぜ、こうした業種における賃金上昇を国が促さないのか。

世の中にいろいろな仕事があるが、労働の内容によって賃金は千差万別だ。

賃金の水準は基本的に需要と供給のバランスで決定される。

供給に対して需要が過小であれば、賃金が上昇して需給が調整されるのだ。

米国のトランプ大統領が不法入国者に対する規制を強化しようとしている。

米国では不法移民が、上述したような、きつくて、汚く、危険な仕事を、安い賃金で負わされている。

その結果、米国民は、本来は高い報酬を払わなければならない仕事に対する対価を大幅に節約している。

不法移民の入国に対する規制を強化すれば、こうした仕事に安い賃金で就く人は減少する。

このことは、きつくて、汚く、危険な仕事に対する米国人の支払い対価を大幅に引き上げることを迫ることになるだろう。

トランプ大統領が、それだけの覚悟を持って政策を推進しているのかどうかが重要になる。

トランプ大統領は米中貿易戦争を激化させて、中国からの対米輸出製品に対して制裁的な関税率を設定した。

その結果、中国の対米輸出は減少するだろうが、米国人は国内物価の上昇に直面することになる。

そのことを覚悟の上で、米中貿易戦争を推進しているのかが問われることになる。

外国人の流入を増加させることによって、日本の国内でさまざまなコストが発生する。

入国する外国人に対するさまざまなケアも必要になる。

安い賃金で労働供給を得る企業が、そのコストを負担しなければ、そのコストは一般市民に被せられることになる。

一般庶民にコストを被せて、企業が安い賃金コストだけを享受することは不公正である。

実質的な奴隷貿易制度創設と言える入管法改定を、まずは阻止する必要がある。

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悪者を救う黒田日銀 小笠原誠治 2018年11月05日
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51758146.html

 安田純平さんの件で、未だに自己責任なんてことをテレビで言っていますが…

 実名で安田さんの行動を批判するならともかく、匿名で、しかもアベシンゾウのサポーターで、記事を書いていくばくかの小銭を稼ぐために行っているかもしれない輩の批判を何故そこまでまともに取り扱うのか、と。

 自己責任を論ずるなら、スルガ銀行こそ批判に値すると思うのです。

 時事の記事です。

 スルガ銀行が、日銀から資金供給を受ける際に差し入れる担保に住宅ローン債権を追加したことが2日、分かった。

 日銀から資金調達できる金額は2000億~3000億円の規模で増える見通しだ。投資用不動産融資をめぐる不正行為で信頼が低下する中、資金繰りの確保に万全を期すのが狙い。

 日銀は2016年から通常の資金供給の担保として住宅ローン債権を認めている。日銀による大規模な買い入れで金融機関が保有する国債が減少したためで、住宅ローン債権は国債に次ぐ担保として利用されるようになっている。

 金融関係者によると、スルガ銀は住宅ローン債権を数千億円規模で大手信託銀行に譲渡し、信託受益権を取得。日銀はこの受益権を担保として適格と認めた。 



 先ず、このことの是非を論ずる前に、何故スルガ銀行は日銀から資金供給を受ける必要があるのか?

 それは、スルガ銀行の経営内容の杜撰さが明らかになり、資金流出が起きているとみられるからです。

 つまり、資金繰りが急速に悪化している、と。そのため、これを放置すればスルガ銀行は破綻しかねない、と。

 そこで、日銀がスルガ銀行に数千億円の規模で資金を投入することを決めた模様なのですが…しかし、スルガ銀行がその見返りに日銀に差し出した担保というのが、不良債権としか思えない住宅ローン債権なのです。

 これが通常の住宅ローン債権であれば担保として認めていいかもしれませんが…この住宅ローン債権の多くが曰く因縁のあるものと疑われるのです。

 おかしいでしょう?

 もちろん、だからといって一般の預金者に迷惑をかけていい筈はありません。

 しかし、そのためにはちゃんと預金保険制度というのがあって、1千万円までは保障されているのです。

 そうでしょう?

 日銀、そして安倍政権がスルガ銀行を救済するということは、言ってみれば悪者の救済を行うようなもの。

 そんなことをすれば、どの銀行だって真面目な経営を行なおうなどとは思わなくなります。

 ハイリスクハイリターンの案件に手を染めて、仮に経営が危うくなっても国が助けてくれるとなれば、恐いものなし。

 それに、銀行を含めて企業の経営者の判断ミスをとがめるには、破綻をさせることなしでは大変難しいのです。

 つまり、組織として生き延びらせると、責任追及が有耶無耶になってしまう、と。

 もう、やっていることがめちゃくちゃなのです。

++
「明治」を目指すって? 爆呆




内部文書を入手 姑息“安倍隠し”改憲は日本会議と二人三脚 日刊ゲンダイ 公開日:2018/11/06 06:00
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/241031


隠しようがない(右は、支部長宛ての要請文書)/(C)日刊ゲンダイ


 また、小手先の目くらましで突破するつもりか。自民党の下村博文党憲法改正推進本部長が3日、北海道北斗市で開かれた党支部の研修会で講演。改憲論議について「安倍色を払拭して……」と言い出した。一方、日刊ゲンダイは下村名で各選挙区支部長に出された内部文書を入手。「共鳴する民間団体」と協力して改憲世論を喚起するよう要請するものだ。国民不在のまま、改憲に向けた地ならしが着々と進んでいる。

 総裁選後の党役員人事で憲法改正推進本部長に就任した下村は、改憲機運を高めるための全国行脚をスタート。3日の講演はその第1弾だ。

「いつも解釈改憲するのではなく、時代や環境の変化に応じて改正、修正すべきだ」

 こう言って改憲の必要性を訴え、国会での議論活性化に向けて野党側と水面下で接触していることを明かした。野党には「安倍首相の下での憲法改正には賛成できないとの拒否反応がある」というのだ。

 下村は講演後、記者団に対して、「安倍政権の下では議論したくないと思っている人が多い。自民党全体でしっかり対応しながら、『安倍色』を払拭していくことが必要だ」と話した。「安倍色」を隠せば、国民も野党も改憲論議に乗ってくると考えているようだ。

「野党を巻き込むために“安倍隠し”をもくろんでいるのでしょうが、そんな姑息な手は通用しませんよ。改憲推進本部長に側近の下村博文氏、総務会長に腹心の加藤勝信氏、衆院憲法審の筆頭幹事に安倍首相と思想信条が近い新藤義孝氏らを起用した布陣を見るだけでも、安倍カラーは隠しようがない。そもそも、9条に自衛隊の存在を明記するなどといった『改憲4項目』も、党の総務会で了承を得たものではないのです。安倍首相の“私案”とでも呼ぶほかなく、どこからどう見ても安倍色の改憲ゴリ押しです」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法)

■各支部長には連携を通達

 10月29日には、下村と山口泰明組織運動本部長の連名で、年内をめどに、全国に289ある選挙区支部ごとに「憲法改正推進本部」を設置するよう文書で要請。

 この文書では、「我が党の憲法改正案に共鳴する民間団体の要請に応え」「国民投票に向けた世論喚起を推進する連絡会議の設立」にも協力するよう求めている。

「ここに書かれている民間団体とは、言うまでもなく日本会議系の団体のことです。安倍首相が昨年の5月3日、改憲の具体案や、2020年に新憲法施行というスケジュールを唐突にブチ上げたのも、日本会議が主導する改憲派の集会でした。首相の改憲案の“ネタ元”は日本会議だといわれている。国家の根幹をなす憲法を改正するという大事業が、一団体の意向に引きずられていいのか、という声は党内にもあります」(自民党関係者)

 行政府の長である安倍が改憲に前のめりになっていることには、連立を組む公明党からも批判が出ている。憲法上、改憲を発議するのは立法府であり、首相は無権限だからだ。公明党の山口代表も「政府は余計な口出しをしないでほしい」と苦言を呈している。

「世論調査の数字を見れば分かるように、国民は拙速な改憲を求めていない。歴史に名を残したいというようなヨコシマな思惑で無理にやろうとするから、あちこちに矛盾が生じるのです」(金子勝氏)

 日本会議と二人三脚で改憲を進めようとしたところで、「安倍色」も「安倍隠し」も、しょせんは無理筋な話なのだ。


二階幹事長らの密会現場撮った 改憲審議入りに向け自民が国民民主抱き込む 田中龍作 2018年11月6日 23:16
http://tanakaryusaku.jp/2018/11/00019061

・・ 密会の場となったホテル・ニューオータニで、田中龍作のカメラと助手の村上理央の肉眼が捉えたのは-

 自民が二階幹事長、金田勝年幹事長代理、林幹雄幹事長代理、稲田朋美筆頭副幹事長。国民民主が増子輝彦幹事長代行、小宮山泰子総務副会長。・・


NHK世論調査で改憲に力を入れるべきという国民は6%!下村自民党憲法改正推進本部長の「憲法審査会に応じない野党議員は職場放棄」はいろいろな意味で間違っている。 Everyone says I love you ! 2018年11月11日
https://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/37fd664f71d17dca2d83df52cfd96ad2


こういうのを職場放棄、職務怠慢と言います(笑)。よく国会質問の最中に総理と副総理が寝れるよな~


 自民党の憲法改正推進本部長である下村博文議員が、2018年11月9日のCSの番組でこう述べました。

「憲法改正について、どう思っているのかについて議論しましょう、ということさえ議論をしなかったとしたら、(野党は)国会議員として職場放棄じゃないですか。高い歳費をもらっているにもかかわらず、国会議員として職場放棄してもいいのか、ということを国民にぜひわかってほしい。」


 この発言が波紋を呼んでいるらしいのですが、下村さんは全く間違っています。・・


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