歯並び

おねえちゃんは、なかなか“おとな”の“は”がでてこない。
いや、でてこれない…らしい。
ママは“ともだち”におしえてもらった“はいしゃさん”に、おねえちゃんをつれてった。

は　　「あ～、“あご”がほそいから…でてこれないんですね。」
ママ　「ほそいですか～」
は　　「ほそいので“はならび”や“した”にも、かかわっていきます。」
ママ　「え、“した”もですか？」
どうやら、しらないうちに“した”も…かわってるらしい。
“はいしゃさん”に、いろんな“はなし”をきいた。
“かぞく”で、いろんな“はなし”をした。
おねえちゃんは“はならび”をキレイにすることにした。
ママ　「いままで、ためてきた“おかね”でやります。」
おねえ「え～、わたしの～？」
ママ　「そう、うまれてから“おめでとう”で、もらってきた“おかね”。」
おねえ「え～、なくなる～」
ママ　「ママみたいにでちゃっていいんなら、つかわない。」
おねえ「え～、やだ～」
ママ　「じゃ、やろう。」
おねえ「うん。」
というわけで、おねえちゃんは“きょうせい（矯正）”をすることになった。
“しょうがくせい”のあいだに“ほね”をひろげるらしい。
ママがやったときとは、ちがう…“きょうせい（矯正）”だ。
どんどん、“しんぽ”してるんだな。
どんなふうに、かわっていくのか…たのしみだ！