教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

やはり、けいおん!は偉大だった

2013-03-12 00:00:50 | オタネタ全般
ハーレムエンドとは。

主人公1人に対して、複数人のヒロインと仲良くなってめでたしめでたしという終わり方をするアニメのことである。
それも2人とかではなく、多くは片手では数えられないくらいの物量で。

これを誰が発明したのかはわからない。
だが20年くらい前にも既に存在していた。
たとえば、AIが止まらない!(1994~1997)とかだな。

そして今なおハーレムエンドは王道である。

ハーレムエンドは必ずしも満額解答とは言いがたい。
だがハーレムエンドを無理やり回避するよりは、ハーレムエンドのほうがまだマシであると、我々は気がついた。

ましろ色が残していった問題
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20111229

そう。
これはしかたがないのだと。

わたしが見ている今期のアニメでいうとだな。
はがない、GJ部、まおゆう、修羅場。
ほらこんなにある。

しかし!

その定番を覆したヤツがいる。
それは、けいおん!だ。

けいおん!は野郎がいっさい出てこない。
にもかかわらず素晴らしい。
これこそが、百合こそが、ハーレムエンドの煮え切らないラストを回避する最善の策だったのだと、我々はそのときはじめて気がついたのだ。

とはいっても、野郎がいっさい出てこないこの百合の手法を発明したのはけいおん!ではない。
Candy boy、ストロベリーパニック、マリア様がみてる、ほらそれ以前にも実はある。

誰が始めに発明したのかは知らない。
コバルト文庫かもしれない。
いやむしろ、コバルト文庫のBLのテクノロジーを軍事転用した結果現れた異形の者が百合だったのかもしれない。
もっといえば浮世絵の時代にその基礎理論の起源をさかのぼれるかもしれない。

まあそれはいいとして。

では今期はどうだ?
ハーレムエンド回避作品はあるのか?

ある。
AKB0048、ビビッドレッド・オペレーション、ラブライブ、ほらこんなに。

ついに日本はハーレムエンドを回避させる秘術を完成させ大量に実用化させることに成功した。
それがなににも増して素晴らしいことは、リアルのガチホモにありがちな宗教観的嫌悪感を神回避できていることにある。

近いうちにハーレムエンド作品よりも百合作品のほうが数が増えるやもしれない。
わたしが今期見てる作品では既に数は同等にまでなっている。

いいことだ。


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