さわやかに変態を語ろう（フォトカノ）

フォトカノ。
このアニメの登場人物たちはある種の達人である。

なんというかこう、あれだ。
変態プレイをさわやかに語るその姿が孤高にまぶしいのだ。

フォトカノ第４話を見ただろうか？

主人公の前田一也。
妹のスク水からしたたり落ちた水滴をなめて青春を語るの巻だ。
しかも、さわやかに、だ！

ヤツは変態か？

肯定であり、否定である。

ヤツこそは、変態という名の紳士と呼ばれるにもっともふさわしい。
いや、アマガミの橘君と双璧をなす、栄光ある変態という名の紳士である。

自分は、彼らと等しくさわやかに変態プレイを語れるか？
自分は、妹のスク水をなめてヤツと同じ世界を見れるのか？

それは無理だ。
凡夫である我輩にはそれは遥かかなわない。

かつて変態とは、容姿から行動から服装から、明らかに変態であった。
しかし現代においてはそうではない。
変態とは、今や超越者の別名である。

我々が目指すべきもの、それは前田一也の持つその姿ではなかろうか。

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追伸：

今期はさわやか変態男に恵まれている。

どんな変態妄想もつつみ隠さずアピールする笑わない猫の変態王子。

大声で「俺はシスコンだーー！」と叫ぶ俺妹の兄。

教官のなめた飴を所望したマジェスティックプリンスのあの男。

ヤツらはすばらしい。
その姿は我輩にはあまりにもまぶしい。