教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

武装少女マキャヴェリズムに見た武装の本質

2017-04-07 00:11:44 | オタネタ全般
武装少女マキャヴェリズムの第1話を見た。
まあまあ良いものだ。

こういうただ女の子がかわいいだけのアニメが毎クール1本は欲しいものだ。
そして毎クール1本以上かかさず誰かがそういうものを供給してくださるのも大変うれしいものだ。
我輩、大変癒されるのです。

こういうのはシナリオなんてあってないようなものである。
シナリオについて議論したら負けなのではないかと思うことも時にある。

しかし!

今回は1つだけ言いたいことがある。

この、武装少女マキャヴェリズムを見て、武装の本質について垣間見えたのでちょいとここで書いてみたい。



武装とは何か?

戦闘用の装備をすることだ。
目的は一般には戦闘であったり警備であったりケンカであったりする。

ではこの場合の目的は?

学園の治安維持部隊が不良男子を武力鎮圧するための武装である。
第1話では日本刀が登場した。

しかし!

よく見てもらいたい。
こいつ刀を振り回していても相手をロクに切りきざむつもりがない。

なんというヘタレだろうか。
こんなんではタダの威嚇にしかならん。

でも、その威嚇で十分じゃないかという話しもある。
だがそうではない。

では何なのか?

威嚇で済まない相手には、刀を振りかざすことはむしろ逆効果になるということだ。



時折ここで書いているように、我輩は中学時代かなり荒れていた。

小刀を出してきた相手に殴りかかったこともあるし、椅子を振りかざした手に殴りかかったこともある。
だからわかる。
威嚇が通用しない相手の場合、それで相手を潰すつもりでなければ、エモノを出したほうが負けるのだ。

当時の我輩の場合、椅子や小刀が登場すると、さらに激昂し、全力で殴りかかった。
相手はさっさと刺せばいいものを、これがなかなか刺してこないのだ。

なぜか?

常識的にはふつう刺せないよなぁ。
ってか、常識的な議論が通用するようなヤツなら小刀を出すことはないけどさ。

で、どうなる?

椅子や小刀を見た我輩、こいつ絶対潰してやるとしか思わなくなる。
つまり相手は椅子や小刀で効果的に反撃できなければ、絶対潰される。

武装少女マキャヴェリズムではどうだったよ?

当時の我輩なら、ヒロインが日本刀を突きつけてきた時点で手がつけられないほど激昂して絶対確実に殴りかかったはずだ。
でもヒロインは皮膚をちょっぴり切るくらいしか反撃できない。
我輩はそうなったら血を見るくらいでは全く意に介さない。たぶん腕が1本落とされたくらいでも戦意を失わない。

だいたい我輩が自分の手の骨が折れるまで相手を殴ったのも、相手が椅子を振りかざしたときだった。
そうなったらたぶんこのヒロインは、数十人いる外野に無理やり制止されない限り、良くて死ななかった程度にされていたはずだ。

相手を刺し殺せないヤツが刀を抜けば、相手に殺されるんだよ。
相手が十分潰し終えたと満足すれば、運が良ければ死にはしない、それだけ生と死の境界はあいまいだ。



武装女子たち、本当のケンカ慣れしてる不良に一度も会ったことがないんだろうな。
平和な不良更生施設ですなぁ。