教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

なぜ金正男は暗殺されたのか

2017-02-21 00:02:24 | 経済/経済/社会
「なぜ金正男は暗殺されたの?」
という質問を受けたので、ここで私見を述べたい。

ただ、皆さまご存じのように、この話は皆が憶測で言っているだけで真実は分からずじまいであり、当記事もこの例にもれずほとんどが憶測でできている。






まず金正男暗殺に関係あるものは北朝鮮の核兵器である。
一見するとまったく関係なさそうだが、我輩は関係おおありと見ている。

なぜか?

まず北朝鮮の核兵器がどんなもんなのかを考えてみよう。
あれは、どうにかこうにか核爆発する程度までできたという程度であり、ようは昭和20年のアメリカのレベル同等か、またはやや劣っているという程度である。

ではこれはどうやったら使えるかというと…?

現地に運搬する手立てが必要になってくる。
昭和20年のアメリカはB29で広島と長崎上空まで空輸した。

もちろん北朝鮮の北朝鮮の核爆弾も同様である。
たとえば高麗航空が持っている1960年代モノの旧ソ連製旅客機を改造して積む。

これ、はたして兵器で使えるだろうか?

現代ではステルスでなければ先進国の領海近くに飛んでいる飛行機は必ず発見される。
北朝鮮から飛び立った飛行機が自国に入ってきて応答しなかったら、そりゃーもちろん撃墜される。
現地まで運搬できない。

北朝鮮ができるとしたら、せいぜいソウルを壊滅させる程度のことができれば上々といったところ。
現時点では、韓国にとっては脅威であっても、日米にとっては脅威ではない。

しかし。
10年後はどうかわからん。

なぜか?

北朝鮮が、ペイロードが1.5トン以上あるロケットを開発したらどうなる?
それを積めるだけデカい潜水艦を開発したらどうなる?

もちろん、日米にとって脅威になる。

で、現実世界では、そうなる前に将軍様やっちまおうぜ!という話もちらほら出てきている。
これは青山繁晴氏なんかが米軍スジの話として最近よく言っていることだ。

ではやっちまった後どうなる?

将軍様を暗殺する、または北朝鮮を軍事制圧するのは、アメリカにとってやる気になれば必ず実現できることだ。
イラク戦争のときと同じで、戦争には必ず勝てるが戦後処理で必ず苦しむというあれですな。

アメリカはベトナムに負けたことがあるじゃないか!というかもしれないが、あれはアメリカはホンキでなかったから負けただけのことだ。
だいいちベトナムはアメリカ本土には1度も攻撃できていないから勝ったといっていいのかどうなのかも怪しいし、
アメリカの政治がベトコンの兵站ルートであるラオスへの空爆を認めなかったなどシバリプレイをしていたから負けたのだ。
あの当時でさえ、ホンキでやれば恐らくアメリカは負けなかった。

でだ。
北朝鮮をぶっ壊したあと、戦後処理はどうする?

いちばん誰でも思いつくのは、金正恩よりはるかにリベラルな金正男をお飾りで置いといて傀儡政権にすることだ。
本人がやる気があるかどうか等の実現性についてはは置いといて、いちばん誰でも思いつくという範囲内ではそうなる。

これはニュースのチェックしかしていない我輩のような一般人でも知っているのだから、それは当然北朝鮮だって知っているだろう。

ということは、北朝鮮ならどうする?

そんなん今のうちに金正男を始末しておいたほうがいいと思うに決まってるじゃん!

・・・というのが真相だとわたしは推測している。