教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

カルチャースクールの謎

2014-05-28 21:09:10 | 経済/経済/社会
「わたし、こんど習字を習おうかと思っているのよ」
と、とあるショッピングモールでとなりに座ったおばさんが話しているのが聞こえた。

これを聞いてふと思ったことがある。
それは、習字を習おうかと言いだすような、その他もろもろのカルチャースクールを利用しようかという人たちは、目の前にあるすごく狭い世界の中だけが世界のすべてだと勘違いしてやしないかということだ。

もちろんホントに習字に真剣にとりくんでいる人も中にはいよう。
だがほとんどはそうではなかろう。
ショッピングモールのチラシとか、新聞の折り込み広告とか、そういうのを見て習字に着眼点がいった人がほとんどのはずだ。
わたしはその選択について、世の中ほかに楽しいことがいくらでもあるのになぜそれを見ないのかという点に違和感を感じるのだ。

あまり意味のない資格試験なんかもカルチャースクール利用者とだいたい同じだ。
かくいうわたしも電験二種とか宅建とかの、あまり意味のない資格を持ってる類だ。

ここでいちおう言いわけしておく。
電験二種は単なる道楽でとったが、これはかなりマジにならないと取れないものだ。
宅建は自分の財産を守るためにとったので目的が無いわけではない。

だが世の中はそうではないもののほうが圧倒的な気がする。
パッチワークをマジにやりたいからユーキャンの講座に申し込んだ人がいったいどれだけいると思うよ?



わたしはもっと世の中には楽しく学べる各自の生涯学習に適したものがいろいろあるはずだと思っている。
たぶん本当はそれを見つける手段を得るところからはじまるのだろうと思っている。
テレビドラマと新聞の折り込み広告と近所のショッピングモールと近所のおばちゃんしか情報源がない残りの人生なんて、とってもつまんないとは思わないか?