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Mein kleiner Rosengarten

モリニューのお嫁入り

うちの子が、とても大好きだったお友だちのAちゃん。
一昨年の秋、遠くへお引越ししてしまいました。
新幹線に乗らなければ会えない距離が二人を隔ててしまったので、
「ずっと友だちでいようね」と書いたファックスを交換しあって、
今も小さな友情を温めています

そのAちゃんのママはバラが大好きで、お庭で上手にバラを育てています。
イングリッシュローズもたくさん植えたけれど、
モリニューの苗が手に入りにくいというお話を聞き、
わが家のベランダのモリニューを挿し木して、
Aちゃんのママにもらっていただくことにしました。

5月30日に、花後の1本の枝から2本の挿し穂をつくり、
挿し木用の土をポリポットに入れて植えました。
1週間もすると、枝の上半分からとった挿し木の芽が動いてきました
2週間後、下半分からとった挿し木の芽もわずかに動き出しました
(写真はそのころに撮ったものです。)
3週間余り経つと、下半分からとった挿し木の芽の成長が、
先に成長を始めたほうに追いつき、両方とも新しい小さな葉が展開してきました。

ここまでくれば一安心。
昨日、宅配便でモリニューの赤ちゃんを送り出しました。

宅配便ってすごいですね。
以前京成バラ園芸から、バラの大苗をクール宅急便で送ってもらいましたが、
そのときは葉をすべて落とし、根を洗った休眠状態の苗でした。
が、今回送ったのは、3週間前に挿し木したばかりの苗2鉢です。
活動中の苗が窒息してはいけないと思い、
虫かごのように網目状にになったプラスチックの入れ物に苗を入れました。
運送会社の受付の人が、“上”と書かれた上下を示すシールを貼って、
さらに“苗木です。大事に扱ってください”と注意書きを書いてくれました。(感謝!)
夕方に発送して、次の日のお昼ごろ、先方に無事届いたということでした。

うちからお嫁に出したモリニュー、頑張って綺麗な花を咲かせて、
Aちゃんのママを愉しませてあげてほしいな。

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