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Mein kleiner Rosengarten

ミニバラ vs ハダニ バトル公開

プラムダンディと一緒に、母の日にもらったレディ・メイアンディナ(写真は去年の春のものです)は薄いピンク色のミニバラで、外の花弁より中心部のほうが色が濃くて、条件によってはサーモンピンクになります。
多花性で愛らしく“レディ”の名にふさわしいたたずまいですが、残念なことに、香りはほとんどありません。

私がバラに魅せられたきっかけは、このレディ・メイアンディナとプラムダンディという二つのミニバラで、プレゼントしてもらったということもあって、毎年冬に鉢の土を替え、大切にお世話してきました。
でもミニバラはハダニに弱い。どうしてこんなに弱いのでしょう

プレゼントしてもらった翌年から初夏になると下葉の裏にハダニが発生
あれよあれよとい言う間に株全体に広がって、葉はクモの糸に覆われたようになってしまいます。
そうなるともう、そのシーズンは良い花は見られません。
調べた本に書いてあったように、ハダニの発生初期に、ハダニに効果のある殺虫剤を葉裏に散布し、駆除できるまで薬剤を変えて(ハダニは薬剤に抵抗性がつきやすいので)2,3回繰り返したりしましたが、完全に駆除できずに、再発生を繰り返して、挙句の果てには他のバラたちにもハダニが感染
愛しのバラたちが、生気をなくし無残な姿に…。
ミニバラのハダニとの争いには、連戦連敗の私です。

ハダニを駆除するには薬を撒くしかない。
でもご近所のことを考えると薬剤散布はしたくない。
で、考え出したのは、バケツに薬剤を作り、ミニバラの鉢を逆さにして葉がついている部分すべてを薬液にどっぷりつけること。
ミニバラの地上部分を薬のお風呂に入れてやるわけです。
これは効果がありました。
でもやはり時間とともにハダニは復活。まるでゾンビみたい

この間の冬、バラがすっかり葉を落として休眠に入ったとき、
石灰硫黄合剤を刷毛で枝や根元に塗ってやりました。
これは効果抜群で、スタンダードのミニバラのシンデレラや、ミニバラ以外のバラたちは今シーズン、綺麗な緑の葉を取り戻しました。

がっやはりレディ・メイアンディナやプリンス・メイアンディナといったミニバラたちの下葉に、またしてもハダニが発生
もうお手上げです。
これ以上ハダニからミニバラを守ってやることはできません。
ほかのバラたちへの感染を防ぐため、泣く泣くレディとプリンスの被害にあった葉を、
枝ごとばっさり切り落としてしまいました

もう新たな芽吹きは期待できないかもしれません。
ハダニとのバトルに敗れ去った私…。
ハダニから救ってやれなかったレディとプリンス、無力な私を許してね

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