王様に変化が…

秋バラがポツリポツリと咲いています。
それは、敢えて夏剪定をせず、
花が咲き終わった枝から順に切っていったから。

春の一番花のように
バラがわぁ～っと一斉に咲くのは華やかでいいけれど
ポツリ また、ポツリ と
絶え間なく咲くバラは長く楽しめます。
秋は静かで落ち着いた季節だから、
1輪1輪をじっくりと愛でる…
そんなバラの楽しみ方があってもいいかな、と思います。


昨日、珍しい姿のルイ14世を見つけました。



外側の花びらの1枚だけに、白い絞りが入っています。
何かの原因で色素が抜けたのでしょう。
ルイ14世のこんな姿を見るのは初めて。
こんな衣装の王様も、また素敵です。



秋のルイ14世は
こっくりと深いボルドー色。

王様は決まって夜の帳のなか、神秘のベールを脱ぎ捨てて
ドラマチックに花開きます。

この蕾もきっと今夜…。


ウィズリーはポッテリと
重たそうな花を開き始めました。



ラズベリーにも似た
爽やかなフルーツ香が漂います。


秋のモリニューは、シャーベットオレンジ。



一日経つと爽やかなイエローに褪色していました。


↑
私はこのくらいの色合いがスキ


秋のマチルダは格別です。



大輪の花びらがゆったりと波打って優雅なたたずまい。

この色をなんて表現したらいいのでしょう。
イチゴミルクのような可愛らしく滲むピンク色です。






余談です

チリの鉱山で
落盤のために閉じ込められていた作業員たちの救出が
ついに始まりましたね。

どうか安全に速やかに
全員が救出されますように。
そう、祈らずにはいられません。