これは偉業の物語ではない。
同じ大志と夢をもった2つの人生が、しばし、併走した物語である。―1952年 エルネスト・ゲバラ・デ・ラ・セルナ
面白かったよ。
ちょっとウルっとくるよ。
序盤は、そうねぇ、
バイク欲しくなる。旅行きたくなる。
アイ・ウォン・ザ・モーターサイコ~ってミッシェル歌いたくなる。
GT400改めノートン500で。
そんな感じ。
で、あれ?
チェ・ゲバラのチェって名前じゃないんだ!挨拶なんだ!
ということに気づく。
チェ・ホンマンは名前?
「チェ」はスペイン語で「やあ!」みたいな意味なのね。知らんかったわ。
一緒に旅に出るお友達のアルベルト・グラナードがいい。
ゲバラの真面目・誠実エピソードがぐいぐい来るから、
グラナードのダメ感が光る。
ゲバラの彼女のお金は無いものと思えって、
何度言ったらわかるの!
でも、
途中で愛車のポデローサ号が故人(廃車)となる時と、
最後にゲバラとベネズエラでお別れするときはポロポロ泣くんだよね。
いいやつ、グラナード。
特筆すべきは、ゲバラ役のガエル・ガルシア・ベルナルが男前ということ。
いわゆる、「知ってたけど再確認」というやつです。
咳をしてもかっこいい。
ゲロ吐いてもかっこいい。
寝て起きてすぐかっこいい。
あと、やっぱ
映画『イントゥ・ザ・ワイルド』を思う。
裕福な家庭で育った頭の良い青年の旅。
旅は青年を変える、感化する・・・?
舞台となる場所も時代も違うし、
内容も全然違うけど、主人公の性質とかかね、なんだ、なんかね。
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