見ないフリ

一時的な対応策にしかならない現実逃避をずっとするブログ

映画館でポップコーンをガサガサ食べる人への憎悪がとまらない話

2019-05-04 | 本と漫画と映画とテレビ
憎しみに居場所なし

―映画『ブラック・クランズマン』より





なんでも「ゴールデンウィーク」という言葉は、
昔存在していた映画会社・大映の偉い人が作った宣伝用語なんだそうで
その語源を尊重すべく(?)今年の連休は映画三昧。幸せ。

いや~、映画ってホントにいいものですね。

ただ、2019年の5月は映画の日(1日)がレディースデー(水曜日)っていう!!
なんだか損した気分。
祝日が土曜日なくらい損した気分。

ところで、映画の「レディースデー」はいつまで続けるのだろう。

「レディースデー」を廃止し、「サービスデー」とかに言い換えて
男女関係なく割引にしている映画館も近ごろはたくさんあるけれど、
未だに「レディースデー」を続ける映画館は何を考えているんだろう。

いや、身体的にも性自認も女な私にはありがたいサービスなんです。

しかし、なんていうか、
昨今のLGBTQブーム(?)に逆行している感じがちょっと心配というか。

料金100円アップするヒマあったら、
「レディースデー」を見直した方がええんちゃいまんの?TOHOさんよぉー?
なんてTOHOシネマズを憂う今日この頃。(いい迷惑)

心が男で身体が女な人は
「レディースデー」を利用するの?
セーラー服を可憐に着こなしているおじさんは
窓口で「レディースデー」のチケットを購入できるの?

いろいろ気になるわけです。


そんなことより、
私が問題に思うことはポップコーン。

映画とポップコーンって相性抜群。
わかりますわかります。

野球とビール。コーヒーとタバコ。猫とアマゾンの箱。

うんうんうん。
誰が始めたのかは知らないけれど、
ベストパートナーと言っても過言ではないでしょう。

映画を観ながらポップコーンをボリボリ。もうサイコー。

咀嚼音も小さい上に、時には甘ったるい良い香り。
映画館で大々的に売っているんだから、文句のつけようがない。

ただね、ガサガサかき回しながら食べる人なんなの?
パッとつまんでパッと口に入れられないの?
毎回くじ引きでもやってんの?

しかも静かなシーンでガサガサガサガサ。

映画館でポップコーンを食べる時は、
映画の大音量に合わせて食べるっていう決まりのなの!(そうなの?)
だから基本、アクションとかコメディとか
そういう大きな音が多い映画でのみ食べていいルールなの!(初耳)

おまけに、ガサガサ食べる人に限って
座席横のドリンクホルダーを左右両方使うっていう。
ポップコーンを置くトレーにドリンク用の穴が開いているにも関わらず、
それは使わず、ドリンクはポップコーンの反対側へ。

両サイドのホルダーを使ったほうが食べやすいのはわかるけれど、
両脇の人間がこれをやったら、
その真ん中に座る人間はドリンクを一体どこに置けばええんかの?


「差別よくない!不寛容よくない!」

なんて意識高く『グリーン・ブック』を鑑賞しつつ、
隣の席でポップコーンをガサガサ食べる人間に対しては、
「いや、まじでコイツの隣ムリ!銃があればこのイエローモンキーの頭をぶち抜いてやるのに!」
という憎悪と殺意で頭がいっぱいになる不思議。

死人が出ないためにも、
映画館は早急に、ポップコーンを食べる人専用座席を作ったらいいと思う。

あと、エンドロールになったらすぐスマホの電源入れちゃうバカ専用座席も作ってほしい。

(それからそれから、TOHOシネマズ日比谷は地上からシアターまでの導線がよろしくないので改善してほしい。早朝は2Fのエレベーターが使えなくないかい?さらに、シアター12、13とシャンテの場所が分散していることももっと周知徹底したほうがいいし、ポップコーン売ってるヒマがあったら『マックイーン:モードの反逆児』のパンフレットもちゃんと入荷しておいてください)

ああ…悪口が止まらない。

こんな心の狭い人間がいるから
世界から争いごとが消えないのだと思う。
もっと懐が満たされれば、心にも余裕ができると思うんです。
衣食足りて礼節を知るっていうやつです。

お金ください。笑