見ないフリ

一時的な対応策にしかならない現実逃避をずっとするブログ

DENKI GROOVE THE MOVIE? ―石野卓球とピエール瀧―

2016-01-26 | 本と漫画と映画とテレビ
想像以上にちゃんとした電気グルーヴの音楽史映画だった。




『DENKI GROOVE THE MOVIE? ―石野卓球とピエール瀧―』

電気グルーヴ26年間の膨大な映像から
ピックアップした貴重なシーンと、
元メンバーやスタッフなど
関係者17人の証言により浮き上がる電気のヒストリームービー。

監督:大根仁
証言:天久聖一、スチャダラパー、砂原良徳、ほか


2016年現在、日本映画界のトップランナー(私の中で)大根仁が
電気グルーヴの映画を監督したっていうので
これは見逃すわけにはいかない!すんごい化学変化が起きてるはず!!
確かめに行かなきゃ!!!と勝手な使命感にかられ映画館へ。

したら、意外と(?)真面目で上等な音楽映画。
いや、しっかり普通に面白いんですけど……なんだろ……誠実。
もっとぶっ飛んだ、「究極いなくてもいい」ピエール瀧的な何かを期待してたら、
正統な、正確な史実に基づいた伝記映画(電気だけに!)でした。

ナウな料理人があのゲテモノを調理したら、まさかの本格和食に!という感じ。
ナイトスクープの林先生が料理したドブガイは普通にうまい!みたいな。(違うか)

とにかく、電気の試験受けるんだったら(そんなのないけど)
この映画は絶対押さえておいたほうがいいよ!っていう教科書的な映画です。


なんて好き勝手に感想を語ってみたものの、
実は、電気グルーヴのことよく知らない。
よく知らないというか、率先して知ろうとしたことはないのです。

ただ、
ありがたいことに彼らがピチピチのイケイケの?頃
多感な青春時代を過ごした私は、
たまにミュージックステーションやポップジャムに登場して
演奏する電気の音楽にビリビリ感電したわけです。
あと、ポンキッキーズとかね。


甲本ヒロトが中学生の頃、
ラジオから流れる
マンフレッドマンの『ドゥ・ワ・ディディ・ディディ』のイントロを聴いた瞬間に
キンタマ握りつぶすぐらいの興奮を覚えたように。

渋谷直角が
『息子』を歌いにMステに出てた奥田民生を観てシビれたように。

私も『ポポ』や『誰だ!』を歌う電気を観て
全てがはっきり見えたわけです。

これだー!!!つって。


確かに、Mステで『愛のために』を歌っていた
奥田民生の衝撃もすごかった。あれはみんな衝撃を受けてた。
こんなやる気のない「イェー!」ってありなんだ…… って腰をぬかした。

それまでは、「イェー!」といえば、
B'zの稲葉さんの「イェー!」が正式だと思っていたから、
いきなり自由律イェー!をつきつけられて、ホント卒倒した。


なんか、話が奥田さんに逸れてしまったけれど、
その、言いたかったのは、
奥田さんのすごさは言わずもがな、
電気グルーヴすごいよね。キレてるよねっていうこと。

同じ時代に生まれてよかったー!っていう話。

バンドエイド

2016-01-17 | 妄想
いや~、
天賦ものか努力の賜物か、才能に恵まれ
さらにいろんなことを経験して、
自信に満ち溢れた男性の放つ色気のすごさよ。
ステキだよね。うん、超絶かっこいい。

そんな日本を代表するアーティストが集まって
なんらかの難しい問題を解決する目的で
キャンペーンソングを作ったとか作らなかったとか。


『女房と畳は新しい方が良い』

作詞・作曲:桜井和寿(Mr.Children)
ボーカル:川谷絵音(ゲスの極み乙女。)
ギター:布袋寅泰
ドラム:TERU(GLAY)

PV出演:浅野忠信


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