2014年夏、話題沸騰の（自分の中で）
3D映画を勝手に検証！キャッホーイ！
『GODZILLA ゴジラ』
監督：ギャレス・エドワーズ （2014年 米）
日本の怪獣映画『ゴジラ』シリーズのリブート作品。
検証場所⇒ＴＯＨＯシネマズ日本橋、シアター8 C列
（TCXスクリーン＋ドルビーアトモス音響）
『トランスフォーマー/ロストエイジ』
監督：マイケル・ベイ （2014年 米）
ハズブロの玩具「トランスフォーマー」を基とした
映画『トランスフォーマー』シリーズの4作目。
検証場所⇒109シネマズ木場、シアター2 G列
（IMAXデジタルシアター）
【検証結果】
映画館での3D作品鑑賞は、IMAXシアターかつ視界が覆われるちょっと前より座席で！
（ただし、今回のC列・G列はちょっと前過ぎ、砂かぶり席だったので、要再検証）
映像的には、
IMAX ＞ TCX ＞ デジタルスクリーン
だと思う。
『トランスフォーマー』はIMAX用のカメラで撮影されているらしいので、
通常のIMAX作品よりさらに映像が良いのかも？
・・・でも、『ゴジラ』もIMAXで観ればよかった。。後悔。
ちなみに、TCXっていうのはTOHOシネマズ独自の特別スクリーンだそう。
『パシフィック・リム』以来、1年ぶりのIMAXシアターだったけれど、
1年で、3D映画はUSJのアトラクション並になってた・・・！音もやばい！
『ゼロ・グラビティ』を観た人たちが
すごいすごいすごい・・・つってザワザワしてるな～とは思ってたけど・・・ここまでか！
映像と音がすごければ、3D映画に内容は求めないから
3D技術よ、もっともっと進化して～！！と思いました。
あと、どうでもいいんだけど、、、
3D映画はレディースデーでも映画の日でも割引がないうえに
（映画館の会員になると割引があるのかも？）
IMAXでも通常スクリーンでも同額の2300円っていうのは。。。
（まぁそんなこと言い出すと、中央の席でも一番端の席でも同額・・・とかなってくるけど）
せめて3D通常スクリーンは2000円で！
てか、チケット2300円、プログラム700～1000円って！！！
さらにポップなコーンとかドリンクとか頼もうものなら・・・！
だれかー！助けてー！
ガオー！！！
あ、映画の感想。物語の感想。
どっちも面白いよ！
どっちも中華街やら香港やらが背景に登場して、
マーケット的な狙いなのかも？だけど、
赤提灯や高層マンションが映えてきれい。よいスパイス。
まず、『ゴジラ』は、思ってたより頭がちっちゃかった！
やっぱ、アメリカのゴジラは顔ちっちゃくて背高いね～という感想。
ちょっと肥満気味で、手が短い。ひとりじゃ足の爪が切れないだろうな。
ゴジラのチラ見せ感には賛否両論あるようだけれど、
そこが日本的で奥ゆかしくて良いと思います。
雨のバスの運転席から見上げるゴジラ感もすごいいいし、
渡辺謙が流暢な英語しゃべりつつ、「ガッズィ～ラ」じゃなくて「ゴジラ」と発音してくれるのもいい。
主人公の妻役のオルセン姉妹の妹がちょうどいい可愛さなのもいい。
今回のゴジラは、人間の敵ゴジラでも味方ゴジラでもなく、自然体ゴジラ。天然ゴジラ。
宿敵ムートー（カマキリっぽい怪獣）を倒すために、ひたすら暴れまくる。
なので、人間には興味なし。人間がゴミのようです。
ただ、音楽がー。
あの、デデデンデデデン～♪っていう「ゴジラのテーマ」は使っちゃダメなのかな？
エンディングで流れることを期待したのにー。
そして、渡辺謙扮する芹沢博士の父親の懐中時計の登場・・・。
祖父じゃなくて？父親の？芹沢博士は若く見えるけど70近いのかしら？
それとも、父親は若い頃に被爆はしたものの、生きていて、何十年か後に博士が生まれた？
もしくは、冷凍精子？ここはちょっとした謎。
それと、映画の中では、アメリカの水爆実験も日本の原発事故も
原因はゴジラとムートーのせいになってて、ちょいちょいちょい、、と思う。
順番が逆ー。
核実験したからゴジラ登場、
原発事故ったからゴジラ登場、じゃないのー？
そもそも、1954年にアメリカが水爆実験を行って日本の漁船が被曝したという時事ネタを
東宝がもともとあたためていた大怪獣企画と絡めて同年にワー！と作り上げたのが
第1作映画『ゴジラ』だったのよね？
じゃあ、2011年に日本の原子力発電所がパッカーンして放射性物質や汚染水ダダ漏れという
時事ネタを、ハリウッドと東宝が進めいていたGODZILLA企画に絡めてワー！と・・・3年後・・・
絡まってはいたけれど、、なんか、上手に整えられてるっていうか。リブートだもの？
その、「核の恐怖」って感じはあんまりない。
むしろ、「自然の恐怖」、「自然に対する人間の驕り」という感じ。
ゴジラは地震やハリケーンといった自然現象的な扱い。
続きまして、『トランスフォーマー』
こちらに関しては、第1作目しか予習して行かなかったので
内容はなかなかのポカーンだった。ちゃんと予習しないと、失礼ですね。
なので、ホントうす～い感想しかないのだけれど。。。
カメラの動きがすごい！
映像はめちゃめちゃ面白いけど、如何せん時間が長い！
いろいろ魅せてくれるのはありがたいけれど、2時間にまとめて！
短縮した分、たまに雑になっているCG（綱渡りの所とか落下の所）を丁寧に！
もしくは、雑になってるCGのシーンをカット！（気分はもう監督。。）
あと、1作目と主人公が違っていて、ちょっと驚く。
トランスフォーマーの主人公の苗字がイェーガー・・・ややこしい・・・
父親より娘を主人公にすればいいのに～。機械に強いホットな女子高生。
娘に修理してもらったほうが、オートボット達も喜ぶと思うよ？
彼氏がまさかのカーレーサー！という展開がとてもよかった。笑
なにより、オープニングの恐竜のシーンがすごかった！
本気で座席が動いているのかと思った。。。
関係ないけど、『ジュラシックパーク』の3D化希望しまーす！（羽毛付き）
残念ながら、怪獣やロボットに萌える少年的感覚があんまりないので
造形に関しては特に述べることはありません。
怪獣とロボット。あ、エイリアンか。
ただただ、どちらのアトラクションも本当に楽しかったよー。
ホントに闘ったらどっちが勝つのか・・・ワクワク
