見ないフリ

一時的な対応策にしかならない現実逃避をずっとするブログ

わたしと満員電車と空席と

2016-05-27 | 生活
身動きできない、それなりの満員電車の中。
つり革につかまって立っていると、
自身の目の前の席が空いたにもかかわらず、
そこに座らず、その場に立ちっぱなしの人をたま~にみかける。

あれは、なんなの? すんごい疑問。
教えてほしい。何を思ってそうするのかと。
眼前の席に座らない理由はなにかね?

次の駅で降りるから? 車窓を眺めたいから?
座らない主義? それとも、ヒザが曲がらないの?
連れがいて、自分だけ座るのはチョット…という遠慮?
高齢者や妊婦にいちいち席を譲るのがダルいから、
ずっと立ってますってこと?


理由はなんでもいいけど、
混んでる電車の中では、あなた一人が座るだけで、
立っている人の空間が一人分空くのですよ、と言いたい。

座らないなら、
「自分、座らないのでどうぞ!」と
両隣の人間に声かけをすべき。

だって、その空席に座る第1権利は、
目の前に立っているあなたにあるのだからー!
権利を行使するか放棄しない限り、あなたは2人分の空間を
占領することになるのだよー!

まぁ、権利を使う使わないは個人の自由なんだけどさ。


だがね、
満員電車の中では己の主義・主張は捨てて
パズルのピース、テトリスのブロックになるべき。
たとえ、次の駅で降りるんだとしても、
死んだ恋人に、電車では絶対座らないと誓ったんだとしても、
目の前の席が空いたことは運命。神の導き。

もう、そういうことになっているのだから。
観念して座りましょうよ。


なんていうか、
世の中には誰が決めたわけでもないけど、
そういうことになっている、ってことがあるじゃない。

夜の次は朝。
グーはチョキより強い。
惨めさから抜け出すための手段は、音楽とネコ。

他人から子供やペットの写メを見せられたら、
とりあえず「かわいい」と言う。
おごってくれそうな人と食事に行っても、
おごりだと明言されない限りは、支払い時に一応財布を出す。


何が言いたいかよく分からんくなってきたけれど、
満員電車で目の前の席が空いたら、ひとまず座っていこうじゃないか。
なんか、そういうこと。