彼女を愛しているんです。だからなんでもする。
ー映画『モロッコ』より
めちゃくちゃ可愛いと噂の加賀まりこを
大画面でみようと神保町シアターへ。
『月曜日のユカ』(1964年 日活)
監督:中平康
原作:安川実
脚本:斉藤耕一、倉本聰
出演:加賀まりこ、中尾彬、北林谷栄、加藤武
横浜を舞台に、
ナイトクラブで働く18歳のユカの自由奔放な日々を描いた現代の寓話。
-
噂に違わず、加賀まりこがめちゃくちゃかわいい…!
リアルリカちゃん人形というか、
ゴダール映画の中のアンナ・カリーナというか、、
森本美由紀のイラストから飛び出してきたんですか?と何度も思う。
監督が編集大好きマンのようで、
カット割や映像に並々ならぬこだわりが感じられます。
それが良い方向に作用しているのかは不明だけれど、
そして90分がとっても長く感じる映画ではあるけれど、
ひたすら加賀まりこがかわいい。
唇、その横のホクロ、大きな瞳、アイライン、変わった形のブラ、身体のライン…それはもう、まじまじと見てしまう。
後頭部がこんもりしたヘアスタイルは、どうなっているのか。ウィッグ?
金田一耕助の刑事さんの印象しかない加藤武が主人公・ユカのパトロン役でずっと違和感だったり、ユカの恋人役の中尾彬がかっこよくて胸ときめいたり、ユカの母親役の北林谷栄が「この母にしてこの子あり」という説得力しかない存在感だったり、ラストの感じが『プロミシングヤングウーマン』の冒頭を彷彿とさせたり…いろいろと目の離せない映画だった。小悪魔小悪魔。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます