見ないフリ

一時的な対応策にしかならない現実逃避をずっとするブログ

いいとも!

2010-07-19 | 本と漫画と映画とテレビ

『笑っていいとも!』のテレフォンショッキング

次のゲストの電話対応なのだけども。


タモリさんが
「明日だけど、大丈夫?」って聞くでしょ。

したら、いきなり
「いいとも!」
って言う人が多くなっている。ここ数年特に。

なんかモヤモヤする。

あれは、もう1クッションいるんじゃないの?

タモさん 「明日だけど、大丈夫?」

明日のゲスト 「あ、はい、大丈夫です」

タモさん 「じゃぁ、明日来てくれるかな?」

明日のゲスト 「いいとも!」


これが正解なんじゃなくて?
正解、、とかはないか…
けどさぁ。。

ゲストの人には是非
タモさんの「明日来てくれるかな?」
聞いてから、「いいとも!」って言ってほしい。


という、ものすごくどうでもいい話。



派遣妻

2010-07-13 | 妄想

新しい仕事を考えました。
題して「派遣妻」


派遣先:独身の男性(女性)の家

業務内容:派遣主の妻(夫)になりきる

期間:1ヵ月更新

就業時間:15:00~23:00
*就業先によっては時間の変動、残業あり

基本時給:¥1000
普通残業:¥1375
特別残業:¥5000

休日:派遣先の休日に準ずる

福利厚生:派遣先の施設及び設備について便宜供与する



こんな仕事あったらねぇ。
てか、派遣妻を雇うぐらいの余裕あるなら普通に結婚するか…

でもさ、1日だけ奥さん(旦那さん)いたらなぁって思うことあるじゃん。
派遣じゃなくて1日レンタルとかのほうが需要あるかな。
いや、派遣妻・夫じゃなくて、
派遣彼女・彼氏のほうがいいかな。。


一人暮らしでやってはいけないこと

2010-07-10 | 生活

風邪。


うー。1人で風邪ってなっちゃだめだわー。

咳をしてもひとり

鼻水とか咳とか風邪の症状でツライってのもあるけど、
それ以上に「孤独」といふ、普段なら全然平気なところにもゆるみがきて
孤独が入り込みにかかってゐる。しみ込んでくる。

じわじわ


いつもなら鉄壁の守備で守れるんだけど、
体調が悪いと決められちゃうのね。


弔辞

2010-07-04 | 生活

朝起きたら、小さな黒い塊がね。
枕元にコロンとね。

ん?
んんん?
こ、これは…


何週間か前からうちに住み着いていた、クモ…の亡骸。


何かね。
この心の空洞は。

なんか、朝からずっと、
すごいギューっと苦しいような虚しいような。


クモよ
部屋から出そうとしても、
8本の足を元気に開いてピョンピョン跳ねて逃げていたね。

前足を口元でぐるぐる回してるから、
「まるで、変なおじさんじゃないか。志村世代なのだね」
って笑いあったね。

私に新しい仕事が決まって、不安だ心配だって悩みや愚痴も
何も言わず、ずっと真剣に聞いてくれたね。

一緒にサッカーの応援したね。

今夜はもう一緒に観れないのだね。


春が来たって何になろ
あの子が帰って来るぢゃない


今年も海へ行くっていっぱい映画も観るって


生前よりちょっと黒くなって一回り小さくなった。
埋めとこ。

南無


アンタッチャブル

2010-07-03 | 本と漫画と映画とテレビ

柴田さんどうしたのかね。


じゃなくて、映画の話。
ブライアン・デ・パルマ監督 『アンタッチャブル』(1987)

禁酒法時代のアメリカ(シカゴ)を舞台に、
正義のためにギャングのボスであるアル・カポネを逮捕しようとする
アメリカ財務省捜査官たちのチーム「アンタッチャブル」の戦いの日々を描く。

―Wikipediaより


ものすごい今更だけど、面白かった~
小さい頃、父親が観ていたとなりで一緒に見た記憶はあったんだけど。
簿記係が殺されてすごいショックだったなぁって記憶はあったんだけど。

映画とか詳しくないからたいしたことは語れんが、
エンターテインメントの基礎がギュッと詰まってんの!


西部劇風味あり、銃撃戦あり、法廷シーンあり、階段落ち(?)あり、
友情、勝利、努力、エトセトラ!
すごいベタ!ベタドラマ!ベタベタ同好会!

ケビン・コスナーはイケメンだし、ショーン・コネリー、アンディ・ガルシア、
ロバート・デ・ニーロ!
デニーロになんか、THE デ・ニーロ って感じで
もう、芸人のどーよの人にしかみえない!

『裸のガンを持つ男』の階段落ちシーンはこの映画をパロっていたのね。
先にパロディの方観たもんだから、
「これかー!!」ってなった。


ま、いろいろつっこみどころ満載なわけなんだけど。


なんといっても、終盤の階段落ちシーンは秀逸。

だって、あのアンディはありえんでしょ。ほんまうけるわ。
あのベビーカーの受けとめ方はどうなのよ。

水兵さんとか、全然関係ない人たちがバンバン撃たれてんのに
ベビーカーの赤ちゃんだけは助けるんだ。。。

おもしろすぎる…


最後に、ケビン・コスナーが記者から質問されるんだけどね
「禁酒法が改正されるらしいですが、どうします?」
つって。

したら、ケビンは
「そうなったら、酒飲みますよ」
ってサラリと答えるわけよ。

禁酒法の是非がどうとかではなくて、法律は守らなければいけないから守る。
規則に自分の意見は必要ない!
ってのが、彼の主義なのな。

良いと思うことをしなきゃ、それは本当の正義じゃねぇ!
っていう大塩平八郎みたいな陽明学みたいな考えもあるけど。


どっちもそうね。

みんな違ってみんないい!
人はしたいことなら何にだって理由も理屈もつけられるから!

何か芯を持ってなきゃ、やってらんないよね


ケビン的に言うと、

酒が良いか悪いかは問題じゃない。法律だもの
薬が良いか悪いかは問題じゃない。法律だもの




【2011/9/10追加】

さんざん馬鹿にした階段落ちシーンなんですが、
映画『アンタッチャブル』が最初なのではなくて、
1925年のソビエト映画『戦艦ポチョムキン』という作品に登場する
有名なシーンの引用だそうです。

ストライキの鎮圧に来た兵隊に乳母車を持った人が吹っ飛ばされて、
赤子の乗った乳母車がズルズルと海に落ちていく6分ほどのシーン。

なんでも、
「オデッサの階段」と名前まで付いていて、
映画監督の教科書にもなっている演出テクニックなんだとか。

監督セルゲイ・エイゼンシュタインは、撮影当時なんと27歳。
すげーすな。