撮り旅・ヨーロッパ

ハンガリーを拠点にカメラ片手に古い教会を主に写真撮影の旅を楽しみ、そこで拾った生活、文化情報を紹介します。

ザグレブの教会

2018-01-04 15:07:28 | 海外生活

ハンガリーからクロアチアの首都ザグレブへは、急ぐ旅でなければ、鉄道が一番だろう。

ブダペスト南駅からシオーフォク経由で、ICを使い、乗車前に買い込んでいけば

飲み鉄旅も十分満喫でき、酔ったら、うたた寝してもザグレブ中央駅は終点である。

毎日朝夕2便運行しており、所要時間は、ブダペスト南駅から6時間、シオーフォク駅

から4.5時間、何と言ってもMAVの数ある路線でも、1,2の風光明媚な自然の中を 

走ってくれる。  (訪問日 29-12-2017)

 

◆ 出発のシオーフォク (Siófok)駅

 Siófok 7:57発~Zagreb 12:38着(Budapest 南駅 6:35発)

 

◆ 到着ザグレブ中央駅構内

 

<市街地マップ>

  

 

◆ ザグレブ中央駅とトミスラヴ王広場(冬場はスケートリンクとして開放)

 

◆ プラスカ通りを走るトラム(クリスマス飾り車両はブダペストと同様な趣向)

 

ザグレブ・アイの16階屋上カフェからの眺め

 ● 北東の方角: 聖母被昇天大聖堂と聖マリア教会、聖フラーニョ教会

 

 ● 東真下には: イェラチッチ総督広場

 

 ● 北の方角:聖マルコ教会

 

 ● 南の方角:ザグレブ中央駅

 

<聖母被昇天大聖堂 (Katedrala Marijina Uznesenja)>

 

  

 

  門柱に飾った石像群は一見、ゴシック調(ネオゴシック)

  

 

 祭壇には、多くの美しいステンドグラスを使っている。

  

 

<聖マリア教会 (Sv. Marije)>

手前にあるのが、昔から庶民の胃袋を満たしてきた「青果市場」で教会入口と繋がっている。

ここには13世紀に建てられたシトー派の修道院があり、18世紀に聖マリア教会として再建。

 

<聖マルコ教会 (Crkva sv. Marka)>

  ケーブルカーでゴルニィ・グラードの丘(旧市街)に登ると行政官邸の間に鎮座する。

 13世紀にロマネスク様式で建てられ、14世紀には礼拝堂と鐘楼が追加された。

 1880年の大火災の後に、ネオゴシック様式で再建された際に、カラータイルの紋章が

 屋根に敷かれた。(クロアチア・ダルマチア王国とザグレブ市の紋章が並んでいる)

 

 聖徒達の石像を飾った一風変わった正門(これがネオゴシック?)

  

 

 教会内部には、ステンドグラスと大きなフレスコ画をあしらった祭壇。

 

ケーブルカーと見下ろす市街地

 

◆ 登りきった所にそびえるロトゥルシュチャク塔は、13世紀に建てられた見張り塔。

  

  

<聖カトリーヌ教会 (Sv. Katarina)>

 1632年にイエズス会によってバロック様式で建てられた。隣には修道院もある。

 

東隣なりの広場から眺めた最も高いビルがザグレブ・アイ。

 

<聖フラーニョ教会 (Sv. Franjo)>

 聖母被昇天大聖堂前の道路を北に歩くと左側にある教会で、現存のものは1880年の

 大火災の後に、ネオゴシック様式で再建されたものである。

  

 

     これにて、「ザグレブの教会」はお終いです。

 

「バラトン遍路の旅」  http://motsukahu.web.fc2.com

 

 

 


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