「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

5千円のバラマキより郵便投票の普及拡大を

2022-03-30 08:20:21 | 2012・1・1
国会中継をみていたらここへきて年金受給者を中心に5千円の特別一時金を支払うという案が与党自民党,公明党筋か流れ始め、これに対して野党立憲民主党などから、7月の参院選挙を目当てにしたバラマキだと反対の声が上がっていた。小ブログ(3月22日更新)もその一矢だが、どうやら評判が悪く廃案になるようだ。

参院選挙はまだ3か月も先の話だが、要介護3、身障者手帳の持ち主の老生は既に今の状態のままなら棄権せざるを得ない。フレイルが悪化して介護があっても投票所へは行けない。選挙制度について不肖にしてないが、地方自治体の中には要介護4以上の高齢者に対しては郵便による事前の投票が許されているという。

年金生活者にとって、たとえ5千円でも別途収入は有難いものだ。しかし、91歳の老生には1泊2日の介護施設のショートステイ(6500円)のおやつ代にもならない。中途半端の額なのだ。それより、国民公平に投票権を行使させてもらいたいものだ。