3泊4日の介護施設でのショート.ステイを終えて昨日7日帰宅した。久しぶりに読む新聞の朝刊によると、東京でのコロナ新規感染者数6日、5371人と施設入所前に半減し、全国的にも13県が蔓延防止措置適用地域から除外された。コロナ禍出口近しを思わさるでもない。
今回のショート.ステイは前回1月上旬に次ぐ2回目だが、同じ特別老人ホーム併設のサービスで、建物は昨年,できたばかりの新しいものだ。介護環境としては最高で、介護にあたる関係者の気配りの対応にも感謝したい。
今回のショート.ステイで91歳の老生が気になった入居中同士の会話がほとんど見られないことだ。朝昼晩の三食を初め、リハビリの時間に入居者は食堂兼ホールに集まるが、お互いに会話する光景はほとんど見られない、食事はただ口を動かしているだけ。施設から黙食をいわれているわけではない。老生の推測では、老人の難聴が原因で、対話を難しくしているのでは。
超高齢化時代である。施設のホールのスクリーンで昔の童謡と小学校唱歌のビデオを連続して流していたが、同聴していた方で「里の秋}の詩が戦後南の島から復員してくる夫を待つ家族の気持ちを歌ったものだとご存じな方は95歳の女性しかいなかった.。 お年寄の世代も小学校唱歌から石原裕次郎に変わってきた。