「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

理解できないサステナブル.リカバリの東京都予算

2022-03-01 09:17:00 | 2012・1・1
令和4年度の東京都予算案を紹介する東京都の広報̪紙がくばれてきた。ブログの材料にと早速読ませて貰ったが頭から理解できない。小池百合子知事が予算案は
世界をリードするサステナブル.リカバリだという。英語のsustainable recovery-維持可能な―の訳語の概念だが、日本語としては馴染みにくい。

小池知事の外来語好きはつとに知られるところだが、これを受けてかお役人も同じなのか。ちょっと記事を拾っただけで、スマートウオ―チング、DX,,ヤングケアラー、在宅レスパイト、91歳の老生には何のことだかわからない。

世界に誇る長寿社会実現に̪資するためデジタル機器活用事業に多額な予算を計上するのは理解できる。しかし、新規事業として介護職員住宅借用借り上げだけはいかがなものか。リーゾナブルな料金で入居できる特別老人ホームには要介護4-5の重症者、それも長い順番待ちでないと入居できない現実を知事はご存じなのだろうか。