90歳1学年下の従弟が先日、誤嚥肺炎で救急車で近所の病院へ運ばれて亡くなった。直接コロナ禍によるのではないが、準コロナ禍と言ってよいのではないか。従弟は一昨年持病の気管支炎治療のため、この病院の近くの別の病院に入院中だったが、病院内にクラスターが発生,そのまま隔離された経験をもつ。幸い、感染はなかったが、病状にはあまり良い影響はなかったようだ。
従弟とは歳も近く家も近かったため、子供のころから兄弟同士の付き合い、長じてからも夫婦が従弟従妹という関係もあって親しく付き合ってきた。その従妹から昨日、老妻あてに電話があって葬儀一切,故人の生前の遺志により、近親者のみの家族葬でやりたいと連絡があった。従弟の家はわが家と違い江戸時代から続く旧家で、地元の神社の総代や秩父の講元などをしている。名誉職も数々ある。
コロナ禍も3年目に入り,依然として第六波が高どまり傾向だ。16日には全国に適用されているている18都道府県の蔓延防止措置の期限が切れることになる.。政府は延期するのか、それとも別な手を考えているのか。コロナ禍騒ぎも足掛け4年になる。この結果、全国津々の神社仏閣、冠婚葬祭のスケジュール
に狂いがでてきている。いつ昔のようにできるのだろうか。冠婚の祝い事は先に繰り延べられるが、悲しみ事はそうはいかない。