関東北部茨城県を中心に12月3日から4日にかけて震度3.7から4.8の地震が5回記録したが、昨夜も10時すぎまたあった。震度も地域もメカニズムも正確には違い、東京ではほとんど身体にないのだが気になる。まったく偶然だと思うが、NHKが「体験首都圏直下地震」の一連の特別番組編成をして、30年に70%の確率で起こるという大地震への注意を喚起している。
東京首都圏では大正12年(1923年)9月1日の関東大震災(M7.9)以来、96年間、大地震は起きていない。東京生まれ、東京育ちの僕が体験したのは平成23年(2011年)の東日本大震災の時、体験した東京での揺れが最大である。歴史的に100年に1回はあるという俗説から見れば、僕の一生のうちに発生してもおかしくない。
それにしても、この100年、科学は長足な進歩を遂げたが、地震の予測は相変わらず出来ない。確たる前兆もない。しかし、データーを調べてみると、東日本大震災の二日前の9月9日には、M7.2の地震が宮城県沖で起きて居たり、2003年5月から08年7月前に近隣の沖で5回も地震が発生している。専門家でないので、これらの地震が本震と関係があるかどうかは知らない。
今回の北関東を震源地とする毎日の地震は首都圏直下地震とは無関係と思うが、公共放送のNHKが連日、首都圏直下地震について特別番組編成して報道すると、何か一言、気象庁から連日の地震についてよいのではないだろうか。