「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

安倍内閣は大型連休を返上しては

2018-04-24 05:50:39 | 2012・1・1
来週から大型連休に入るが、国会は野党が財務次官のセクハラ問題をめぐる麻生太郎財務大臣の責任を追及して審議がとまったままだ。このまま連休にズレ込み一時休戦にしようというのだろうか。昨年の今頃は北朝鮮からミサイルが発射されている中、連休中11人の安倍内閣の閣僚が”外遊”、問題になったが、今年はどうなのだろうか。ミサイルの発射はないが、歴史的な外交日程で埋まっている。

今週27日から板門店で南北朝鮮間の3回目の首脳会談が10年ぶりに開かれる。これに先立ち韓国は北朝鮮向けの宣伝放送を中止するなど”非核化””和平”ムードで一杯だ。これを受けて連休明けの9日には東京で日中韓サミットが行われる。そして6月にはトランプ米大統領と金正恩北朝鮮委員長と間で首脳会談が開催される日程だ。外交に素人の僕がみても歴史のタンニング.ポイントである。

安倍内閣がこれら歴史の流れの対応におさおさ怠りないと思うが、麻生財務大臣の責任問題は別である。副総理で枢要閣僚の一人をこのタイミングで辞任させる影響は大きいが、やはりケジメも必要である。安倍総理は決断の時だが、麻生氏からの辞任申し出が良いのではないか。このままでは政治が前に進まない。大型連休を返上してでも解決策を図るべきだ。

”ジャパン.ファースト”である。野党の言動を見ていると、足の引っ張りあいで国策など考えていない。これでは過去の民主党政権の悪夢を思い出すだけだ。安倍内閣の正念場である。