「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

無責任な「週刊朝日」はカストリ雑誌以下

2007-04-25 09:28:52 | Weblog
安倍総理の元秘書が長崎市長銃撃事件のヤクザと関係して
いたことを匂わす記事が「週刊朝日」に載っている。買うのは
馬鹿らしかったが、物書きのはしくれ、読んでから批判しよう
と買ってきて読んだ。安倍総理が激怒するのも当然だ。言論
の自由をはきちがえている。

敗戦直後、雨後の竹の子のようにエロ、グロ、ナンセンスの雑
誌が登場した。当時”三合飲めば目がつぶれる”密造酒のカス
トリ焼酎が横行していたが、三号でつぶれる粗悪なこの雑誌の
ことをカストリ雑誌と読んだ。エロ、グロ、ナンセンスならば国益
にはあまり関係はない。関西テレビの"納豆”番組みたいなもの
だ。

これに反して、「朝日」の報道は罪深い。先日も皇太子殿下が皇籍
離脱を考えている、という外国の報道を同誌に報道、結局そのあと
事実誤認と謝罪している。誤ればいいというものではない。安倍総
理は”まったくのデッチ上げで捏造だ”と朝日に謝罪を求めているが、
朝日側は”事実と違っていました”と広告でお茶をにごした。

朝日は過去においても一連の慰安婦問題で誤報をし「国際女性戦
犯法廷」でも意図的な報道で、わが国の国益を損じる報道をしてい
る。無責任な功をあせる若い記者だけの問題ではなく、経営者にも
重大な責任がある。

”インテリ”は「朝日」という変な迷信がわが国にはある。ちょっ
と大げさにいえば、この新聞によってわが国は滅亡する。


長い”冬眠”から覚めて ラジオ体操

2007-04-25 05:24:30 | Weblog
長い”冬眠”から覚めてきのうから早朝のラジオ体操に参加した。
5か月ぶりである。庭先の茂みにいたガマ君は、とっくにお目覚め
というのに。やはり加齢のせいなのだろう。年々遅い目覚めになっ
てくる。

会場の旧大學キャンパス跡には”冬眠”せず元気に一冬を越したお
仲間が大勢すでに集まっていた。中には92歳の旧大日本帝国海軍
軍医の大先輩のしゃっきとした姿もみられた。

ラジオ体操の歴史は古い。昭和3年11月からというからそろそろ80年
である。この長い歴史の中で22年から26年5月まで中止されている。
戦後の混乱の中、またあの食糧難時代、体操どころではなかった。23
年、僕は大學に入学したが、その年は6月から早くも夏休みに入った。

戦前生れは今のラジオ体操の歌より戦前のほうが懐かしい。
     ◎ 踊る旭日の光を浴びて
       屈(ま)げよ 伸ばせよ
       吾等(われら)が腕(かいな)
       ラジオは号(さけ)ぶ 一、二,三
夏休みの学校の校庭で(出)のハンコをカードに押して貰った”夏の
想い出”である。

が、一方では理由はよくわからないが、ラジオ体操に対して変な抵抗も
ある。戦争中はなんでも”号令”であった。号令でやるラジオ体操への
抵抗なのかも知れない。いまでも会場の輪に入らず、場外で一人体操を
している人を数人見かける。思いすぎかもしれないが。