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「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

鳩山幹事長、ならぬものは、ならぬのです

2006-03-11 07:40:10 | Weblog
民主党の渡部・国対委員長が言った。「政治家は
さむらいとして腹を切らなければならない」例の
永田議員の国会での偽質問に言及してである。

これに対して、鳩山幹事長曰く。「渡部先生は会
津人としての発言です」いかにも会津人が特別な
人間のように薄笑いを浮かべてである。

「ならぬものは、ならぬのです」-これはご存知
会津哲学ですが、究極の倫理でもあります。永田
議員は、このさい潔く"腹を切る"べきです。

下っ端大名の、下っ端武士の四代目のボンボンには
会津魂ー大和魂がわからない。ちなみに小生、会津
の出身ではありません。

本日は別稿でもう一つ。

40年前の1966年3月11日は、インドネシアの
歴史が動いた日です。国父、スカルノの政治権限が
この日、スハルト(少将)へ移譲された日です。

歴史はどう動いたかー。国際社会から孤立していた
インドネシアは国連へ復帰、その後東南アジアには
ASEANも誕生した。破綻していた経済も、どうやら
持ち直し、見かけは繁栄している。

あれから40年、ジャカルタの町はどう変わったかー。
中心部には超高層のビルが林立しているが、その
ほとんどは銀行とホテル、それに金持ちと外国人が
入るマンションだけ。一般庶民の暮らしは昔とそんなに
変わっていない。何が原因かー。相も変らぬ一部政府
高官のKKN(腐敗、癒着 縁者びいき)の悪習である。
これがなくならない限り、この国の発展はない。