舞浜RC(MRC)&湾岸TC(WGTC)浦安市・江戸川区陸上クラブ

東京ベイエリア(浦安市,江戸川区)を拠点に活動している小中学生の陸上クラブ
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2019年度東京都総体&千葉県通信

2019年07月11日 02時28分57秒 | 選手の大会

朝起きて窓の外を見たら雨が止んでいて、何かが起きそうだな…そんな空気をひしひしと感じた。

最初で、ひょっとしたら最後になるかもしれない教え子たちの晴れ舞台。
初めて部外者として向かえる中学都県大会、岡目八目とも言いますが冷静な分析ができてる自分と、どうしても熱くなってしまう自分がごちゃ混ぜになって言葉では表せない感情を抱えながらまずは東京大会へ向かう。

最初に出場する選手が活躍するとチームが盛り上がるように、大会自体にもやっぱり雰囲気があってその流れは序盤の種目で決まっていく。
女子走幅跳で予選から3人も全国大会の標準記録を突破。
女子1500mも1組目からとてつもない記録が出ると男子1500mでも最終組で競い合いながら複数が標準記録を突破。
予選からしっかり狙っていく…"今日"決めるぞというメッセージが会場の共通認識として広がっていく感じがしました。

そんなわくわくする雰囲気に後ろ髪を引かれましたがここから80kmの小旅行、天台の千葉県大会へ移動しました。
千葉県大会はそもそも標準記録が高いので参加校自体が少なめでスタンドは全体的にちょっと寂しい感じ。
種目の組数も少ないのですがハイレベルな試合展開が予選から行われるので熱量の総量はきっと全国どこの会場にも引けを取らない。
長距離種目の予選は1年生種目は着取りですが、共通種目は資格記録で組分けされておりタイム上位が決勝に進出。
強い子を予選から固めていて予選から全国標準記録を狙うお膳立てがしてあります。

天台は雨が強めに降ってきたり嫌な感じの風が時折吹いていたのですが、あの瞬間すっと空気が静まった。
ここ数年間千葉県のレースを見続けてきて、全国大会で入賞するような子もいたりしてレベルの高さを感じていた。
そんな環境で低学年から戦い続けてきて、タイムは数秒しか縮まっていないかもしれないけどそれ以上に成長を強く強く実感したレースでした。
たった数年でこんなレース展開ができるようになるんだね。
4人が同時に全国大会の出場権を掴んだレース、この目で見る事ができて良かった。


2日目は終日東京大会を観戦。
初日から一転、雨が降り止まない中での決戦となりました。
上柚木は遠いのでちょっと嫌なイメージを持っていましたが女子800m,男子3000m,1年男子1500m…これまで江戸川で実施されてきた総体の記録が次々に破られていくのを目のあたりにすると、標高が高いからタイムが出るのかななんて仮説を立てるくらい(江戸川は海抜0m地点)くだらない自分の思い込みが吹き飛んでいきました。
なんか長く競技に関わっているとそういう変なジンクスとかに囚われてしまうけど、先入観のない選手にとっては今回活躍できた事でこれから上柚木で行われる大会でも自信を持って挑めそうだね。
今年は通信までの期間が例年より1週間長いからこれまでのデータなんて関係なし、どんなミラクルだって起こせる。
そう信じて中学陸上一番楽しいこの3週間を仲間と一緒に駆け抜けていってください。

コメント
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