舞浜RC(MRC)&湾岸TC(WGTC)浦安市・江戸川区陸上クラブ

東京ベイエリア(浦安市,江戸川区)を拠点に活動している小中学生の陸上クラブ
mrc@maihamarc.com

第64回東京都中学校地域別(区部)1・2日目

2013年05月27日 01時48分39秒 | 選手の大会

クラブの中学生が本気で目指している全国大会に向けての第一歩。
都大会の総体・通信に進むためにはこの地域別で標準記録を突破する必要があります。

1日目の共通男子800mではクラブの小学生記録を多数持つマサルが全国大会の標準記録まであと僅かという快走。
中学では野球部に所属しているため練習がそんなにできている訳ではないはずなのですが本当にもうさすがの一言に尽きます。

2日目の共通女子1500mではモモカが地域変更で先週走ったカナに続いて総体標準を突破。
この二人は走り始めた当初は1km5分ペースの朝練でも遅れてしまう事があったのですが、その朝練を欠かすことなく続けた成果を今回発揮する事ができました。

実力があるのに悔しい結果に終わってしまった選手もいます。
2年女子100mのサキはスタート直後バランスを崩してしまい、共通男子3000mでは直前の記録会で標準記録を越えていたワタルがわずか数秒届かず。
一発勝負の怖い所が出てしまいました。

悔しいとは思いますがでも実はそんな経験ができるのは一握りの選手だけ。
本気で取り組んできて初めて悔しいという気持ちが芽生えるんだと思います。
そしてこういう経験をした選手は絶対強くなる。
1秒差で負けた2年前の小学生駅伝予選の経験があるからこそサキやリナやマサル、そしてヒカリが中学生になってからも輝き続けているのだと思うし、カナが今年目標を達成できたのも0.25秒届かなかった去年の経験があったからこそだと思う。

行けなくなってしまった今年の合宿で選手に伝える予定だったのはサッカーの中村俊輔選手が2002年ワールドカップメンバーからはずされた直後の会見での言葉。
「いつかワールドカップに出れなかったことがよかったと思えるぐらいうまくなる。」
この言葉通り直後にイタリアセリエAレッジーナへの移籍を決め、日本代表不動の10番に定着していきます。

そしてもう一つ。
"The past should be altered by the present."
"今"は"未来"だけでなく"過去"をも変える力がある。
この経験が"悔しかった思い出"になるのか"成長のきっかけ"になるかどうかはこれからの頑張り次第だからね。

コメント
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