安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

アート・ファーマー INTERACTION

2018-09-27 20:06:50 | トランペット・トロンボーン

安曇野市でよく利用するスーパー西友の果物のコーナーで、葡萄(ブドウ)をたくさん目にするようになりました。高値だった「シャインマスカット」や「ナガノパープル」にも値ごろ感が出ているように思えるので、多分出荷数量が多いのでしょう。こうした生食用のブドウの他に、長野県内では、最近ワイン用のブドウを栽培するところも増えてきているようです。「Wine and Roses」の入っているアルバム。 

ART FARMER (アート・ファーマー)
INTERACTION (ATLANTIC 1967年録音)

   

アート・ファーマー(tp,flh 1928~99年)のアトランティック・レーベルにおけるアルバムは4枚ありますが、フリューゲル・ホーンを用いて、静的でリリシズムを前面に出している演奏が多く、このアルバムを含めて3枚は、ジム・ホール(g)が共演していて、一層そのようなイメージを持ちます。

メンバーは、アート・ファーマー(flh)、ジム・ホール(g)、スティーヴ・スワロー(b)、ウォルター・パーキンス(ds)。ピアノ抜きで空間が大きく空いたところへジム・ホールの柔らかな音色が入ってきているのが特徴的で、ジム・ホールもリラックスしたプレイをしているように思えます。

曲は、スタンダードです。「Days of Wine and Roses」(酒とバラの日々)、「By Myself」、「My Little Suede Shoes」、「Embraceable You」、「My Kind Love」、「Sometime Ago」、「Loads of Love」の7曲。「Loads of Love」は、オリジナルLPには未収録だったものです。

久しぶりに聴き返してみましたが、フリューゲルホーンとギターの音色がマッチして、気持ちのよい音空間を形成しています。また、全体にテンポが遅めなので、曲のテーマやソロもしみじみとした抒情豊かなものになっています。ホール(g)の繊細なソロも素晴らしい「Days of Wine and Roses」やファーマー(flh)が音を選んだ美しいソロをとっている「Embraceable You」、哀愁を帯びた曲想が印象的な「Sometime Ago」と、じっくりと耳を傾けました。

【西友豊科店で販売していた葡萄など】

   

   

ぼけてしまいましたが、シャインマスカットは人気があるようです。

   

ひとつ購入しました。JA中野市(長野市の北側に位置する市の農協です)の出荷です。

   

ナガノパープルも皮ごと食べられ、種もありません。

   

ナイアガラは、塩尻市などこの近辺の特産と言っていいかと思います。子供のころ、ブドウと言ったらこの「ナイアガラ」でした。

   

長野県産の梨もたくさん入ってきていました。



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