6月24日(土)にAさんと二人で、長野県南佐久郡川上村の毛木平から甲武信ヶ岳(こぶしがたけ。川上村、山梨県山梨市、埼玉県秩父市の三県にまたがる山)に登りました。往復ともに同じコースでしたが、初めて千曲川の水源を見ることができ、感激しました。梅雨の時期ですが、天候にも恵まれ、幸運でした
歩行時間は、上り3時間5分、下り2時間56分で、合計約6時間でした。深田久弥さんの選んだ日本百名山の一つでもあり、多くの登山者が上っていました。休憩時間をたっぷりとり、温泉、蕎麦も合わせ、久しぶりに終日登山三昧でした。
【行 程】
(登山口まで) 佐久市出発 5:00 ~ 毛木平駐車場着 6:20(途中コンビニで買い物)
(登山上り) 毛木平登山口発 6:40 ~ 大山祇神社 7:02 ~ 滑滝 8:16ー8:27(休憩)~ 千曲川水源標柱 9:19ー9:40(休憩) ~ 尾根分岐 9:57 ~ 山頂 10:18ー11:29(昼食休憩)
(登山下り) 山頂発 11:30 ~ 尾根分岐 11:49 ~千曲川水源標柱 12:04ー12:11(休憩) ~ 滑滝 13:08ー13:20(休憩) ~ 大山祇神社 14:25 ~ 毛木平登山口 14:46
(温泉・蕎麦) 八峰の湯 15:51ー16:40 磊庵はぎわら 17:29ー18:00 ~ 安曇野市自宅着 19:50(三才山トンネル経由)
【毛木平登山口~大山祇神社】
駐車場。60台停まれますが、朝の6時20分時点で、ほぼ満車でした。長野県のナンバーは、僕らの1台だけで、関東、中京、関西など全国から訪れています。
トイレ。登山届のポストがあり、私どもも書いて投函しました。
登山口。
毛木平という地名がついているように、別荘地にできるくらい平らな道です。
十文字峠への分岐。左へ行けば、十文字峠を経由し、三宝山を経て、甲武信ヶ岳へ至るルートがあり、逆に甲武信ヶ岳から十文字峠を経て毛木平へ下るというコースもとれます。本日は、周回ではなくて往復なので、右へ行きます。
道に小石があります。畑の灌漑用の取水口があります。
千曲川源流まで4kmの標識。
緩やかな林道という道です。
大山祇神社。登山口からここまで約20分。道中の無事を祈り、お参りしました。
【神社~滑滝】
神社からは右にカーブをきって緩やかに上っていきます。
しばらくいくと、林道は終わり、登山道らしくなります。
千曲川の源流域までは、アップダウンのあるところがあったかと思うと、こうした平らな道が出てきて、適度に寛げて歩けました。
左に千曲川を見ながら進みます。白樺の木もところどころで姿を見せてくれます。
慰霊碑。山津波による被害にあった方のためのもののようです。ここまで登山口から約40分です。
まっすぐに行かないようにロープが張ってありました。やや右にカーブ。
カラマツ(唐松)の並木を進みます。あたり一帯は人工林だと思いますが、よく手が入っていて、こんな奥まで施業されていて驚きました。
橋もかけられていて、よく整備された登山道です。
丸太の梯子。傾斜はあまりありません。アップダウンが少しあります。
苔が道の左右に見えてきました。
ここも平らなところです。
沢のすぐ横を歩いていきます。
滑(ナメ)滝に到着。ここまで登山口から1時間36分でした。写真をとりながらのゆっくりしたペースです。
休憩して、写真もたくさんとりました。
目に鮮やかでしたが、帰路の方が、太陽がでていたので一層よくなりました。
【滑滝~千曲川信濃川水源標柱】
ナメ滝から右に上がっていきます。標識には、千曲川源流まであと1.8kmと記されています。
ナメ滝から上も比較的平らな道です。
立派な橋がかけられています。ここを渡り、右手に沢(千曲川)を見ながら進みます。
苔と針葉樹の森。樹種はトウヒでしょうか。
進行左手の方からも水が流れてきていました。
あと0.35kmの表示。もうじきです。、
千曲川水源に到着。水源は左に下りたところにあります。登山口から2時間40分(ナメ滝での休憩10分含む)ほどでした。
(2)へ続きます。(2)では、千曲川水源地、山頂までの道、山頂からの眺望などを掲載する予定です。
実に羨ましい。
甲武信ヶ岳、
千曲川の源流、
NHKの日本百名山で得た
知識で知っていました。
千曲川と言うと、
私の場合は島崎藤村なんですよ。
コメントありがとうございます。飲会が続き、返信が遅れてすみません。
甲武信ヶ岳ですが、山頂からの景色もよいのですが、千曲川源流地帯の苔と針葉樹の景観や水の清らかさに感動しました。この山はいろいろな楽しみがあります。
登山口が結構遠いのですが、緩い上りで、僕のような初心者にもうってつけの山でした。そういった面でも人気が高いのがわかりました。