安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

チャーリー・ヘイデン NIGHT AND THE CITY

2016-11-06 07:36:28 | ベース・ドラムス

最近、スマホの充電がうまくできなくなったので、電源をとるケーブルを新しく買いました。職場の近くの100円ショップのダイソーにあると同僚に教えてもらったので、そこで試しに買ってみましたが、2点合わせても400円でお釣りがきて驚きました。きちんと充電も行えています。今時の100円ショップの実力はすごいですね。2人の実力者によるライブアルバムを聴いてみます。 

CHARLIE HADEN (チャーリー・ヘイデン)
NIGHT AND THE CITY (Verve 1996年録音)

   

インスト(器楽)のジャズ・ライブでは、ジャズ・ミュージシャンが作曲した有名曲(「ジャズ・スタンダード」)、例えば、セロニアス・モンクの「Round About Midnight」やマイルス・デイビスの「So What」が演奏されることが多いですが、比較的新しく作曲されたものでは、シダー・ウォルトン(p)やチャーリー・ヘイデン(b)のものを聴く機会が何回かありました。このアルバムでも、ヘイデンとケニー・バロン(p)の自作を1曲づつ取り上げています。

チャーリー・ヘイデン(b)とケニー・バロン(p)の二人によるデュオ・アルバムです。ニューヨークのジャズクラブ「 Iridium」(イリディウム)におけるライブ録音で、拍手も入っています。ヘイデンの名義にしましたが、バロンとの双頭アルバムです。

曲目は、ケニー・バロン作「Twilight Song」、チャーリー・ヘイデン作「Waltz For Ruth」のオリジナル2曲に、スタンダードの「For Heaven's Sake」、「Spring Is Here」、「Body and Soul」(身も心も)、「You Don't Know What Love Is」(あなたは恋を知らない)、「The Very Thought Of You」の全7曲。クラブでの演奏ということもあって、有名スタンダードが多く取り上げられています。

思索的で美しい演奏が収録されています。とりわけ印象に残るのは「Twilight Song」で、スローテンポで、バロン(p)のソロは高音を用いて硬質な響きを出していて、都会の孤独や寂しさを表しているようです。ヘイデン(b)は「Body and Soul」で長いソロをとりますが、深く豊かな音で変化に富んだフレーズを弾いています。続く、バロンのデフォルメされたソロといい、この「Body and Soul」は、なかなか聴かせます。「The Very Thought Of You」では、バロンがメロディをストレートに弾いていて、感傷的な気分になりました。

【ダイソーでお買い物】

   

長野市街地にある「again」という商業ビルにDAISOが入っています。animateが入っているので、若い人も見かけます。

   

again入り口。

   

これは使えなくなった携帯電話の充電器。スマホと接続する部分が駄目になったのですが、こういう消耗品はドコモショップで買う必要もないですね。

   

上のdocomoのものに代えてDAISOで買った充電器。

   

ケーブルと2点買っても400円にもなりませんでした。

   

車用の充電用シガープラグもあったので、購入。実は、こちらも壊れていてそろそろ買おうとしていたので、いいタイミングでした。



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2 コメント

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札幌は銀世界 (duke)
2016-11-07 15:13:50
azumino さん、こんにちは。

土曜日は雨のなかススキノから帰りましたが、日曜日は起きてビックリ。銀世界に変わっておりました。11月初旬には珍しい大雪です。

NIGHT AND THE CITY といえば映画にもありましたね。バロンの「Twilight Song」はタイトルが洒落ておりますし、アルバム全体のトーンを醸し出しております。ラストの「The Very Thought Of You」という選曲もグッときます。ピアノものではガーランドの名演がありますが、バロンもなかなかのものです。
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札幌寒そうですね (azumino)
2016-11-07 21:56:32
dukeさん こんばんは

テレビで、札幌市内の様子を見ましたが、たいへんなことですね。季節がちょっとわからなくなってきています。風邪をひかないように、ご自愛ください。

デュークさんのご指摘のように、アルバム全体のトーンが統一されています。ライブだというのに、このまとまりと雰囲気はベテランだけのことはあります。このところ気に入っているアルバムです。
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