昼休みに善光寺方面に散歩にいった際、中央通りを横に入ったら「新小路カフェ」というお店がありました。ちょうどいい機会なので寄ってみましたが、お客様は女性がほとんどで、男性は僕だけでした。壁のディスプレイは、お洒落で、全体に可愛い感じに店内が仕上がっています。ランチを食べましたが、ヨーグルトのデザートも付いていて、女性向けという感じでした。ジャケットが可愛いアルバム。
IRVIN ROCHLIN (アーヴィン・ロクリン)
QUIRINE (LIMETREE 1980年録音)
アーヴィン・ロクリンは、復刻されたLIMETREEレーベルのこのアルバムを日本盤CDで購入して初めて知ったピアニストです。収録曲目に惹かれて購入したのですが、ジャケットに子供の写真をあしらっていて、和ませてくれて、それだけでも印象に残ります。内容もジャケットに負けていず、なかなかよいです。
メンバーは、アーヴィン・ロクリン(p)、ハリー・エメリー(b)、エリック・イネケ(ds)。ロクリンは、1926年頃の生まれで、70年頃アメリカからヨーロッパへ移住し、アムステルダムを拠点として活動し、王立音楽院でも教えていました。2013年には、アメリカに戻ったようです。以上はライナーノートからですが、この「Quirine」というアルバムは、ヨーロッパジャズファンの間では昔から聴かれていたようです。エリック・イネケ(ds)は、よく見かける名前です。
曲は、ロクリンの自作が「Pepito's Rub」、「Quirine」、「Only Ludwig Knows」と「A Plan for The Future」の4曲。スタンダードの「Ghost of A Chance」と「Laura」、ボビー・ハッチャーソン作「Little B's Poem」、ウェス・モンゴメリー作「Four On Six」。ロクリンの自作も含め、メロディの美しい佳曲が揃っています。ハチャ―ソンの「Little B's Poem」とウェスの「Four On Six」が入っているのには驚き、かつ、喜びました。
スタジオに聴衆を入れて録音したライブ形式のアルバムで、いい雰囲気が伝わってきます。ロクリン(p)は、活気のあるバップに根差したプレイをしていますが、落ち着きも感じられます。「Quirine」や「Four On Six」では、トリオが一丸となった明るくて熱いプレイが楽しめ、ハリー・エメリー(b)の重厚感のあるベースも聴きもの。バラードの「Ghost of A Chance」や「Little B's Poem」では、両手を使った華麗なプレイをしていて、ロクリンには、スイング系のピアニストの影響もあるように感じました。
【新小路カフェ】
住所:長野県長野市東町142-2SHINKOJI北棟1F
電話:026-217-0170
営業:営業時間/10:00-17:00 ランチタイム/11:30-14:00 ティータイム/14:00-17:00 定休日/毎週月曜日、第2、第4火曜日
ホームページ:rifare-web.com
入り口。テラス席に腰かけることもできます。
店内の様子。
焼物など、本以外にもいろいろと飾ってありました。
一人だと壁際の席に案内されます。置いてある本は読むことができます。
ランチ。鶏肉を焼いたものでしたが、意外にヴォリュームがありました。珈琲も付きました。
立地する小路。東町から中央通り方向を撮っているので、新小路カフェは右側になります。
日ハムの優勝が決まって一息ついております。週末はススキノも祝勝会で盛り上がるでしょう。勿論私も幾つか参加します。
このアルバムはレコードで見たことがあります。確かWジャケットです。子どもジャケとヌードジャケに中味なしの法則でパスしましたが面白そうですね。それにしても発音しにくい名前とタイトルです。
日ハムの優勝おめでとうございます。ススキノは、祝勝会で、日ハムのユニフォームを着た方で賑わいそうですね。先頭には、dukeさんが常にいそうです。
このアルバムは珍しいですね。レコードの方は、初めて東京神田のジャズが流れている喫茶店「きっさこ」に飾ってあるのを、この夏に見ました。内容は悪くないと思います。それにしても、ヨーロッパ録音にもいろいろなものがあります。