長野県飯田市近辺から岐阜県美濃地域にかけては、かつて数軒のジャズ喫茶があり、ドライブがてら巡っていたのですが、土岐市の「Bird and Diz」や可児市の「YARDBIRD」が閉店して、寂しくなりました。
でも、この「パス・モンゴメリー」や高森町の「リデルコーヒーハウス」が健在でありがたい。8ヶ月ぶりでしたが、マスターが歓迎してくれて、美味しい珈琲とジャズ、ヴォーカル談義で楽しい一時でした。
外観
入口。朝9時から営業していて、ランチもいろいろあり、普通の喫茶店としても利用できます。
店内。基本的に変わりありません。
右側に立てかけてあるウェス・モンゴメリーのものは新たに録音が発掘されたもの。
時計が変わっていました。前のものは壊れて購入したそうです。ギターをかたどったもので、こちらのお店に相応しい。
壁にかけてある木彫。ジョー・パスです。
こちらも木彫で、ウェス・モンゴメリーの肖像。
入店時には、カル・コリンズ(g)「CINCINNATI TO LA」がかかっていました。
続いて、デイヴ・ブルーベック「Moods & Grooves」。
続いて、ソニー・スティット「In Walked Sonny」。これは日本盤ですが、意外に見ないアルバム。
デザートセットの「フォカッチャ・バニラ」を注文。
フォカッチャセット。
コーヒーはブレンドです。
アイスクリームと蜂蜜がかかっています。フォカッチャに味がついていないので、ちょうどよい味でした。
煎餅は、いただきものだそうです。
マスターと話をしていたら、ヴォーカルの7インチ(17cm)盤の話になり、コレクションを見せていただきました。これは、ジューン・クリスティ「Misty Miss Christy」。以下、何枚か掲載します。
アイリーン・バートン「On Broadway」。
リーゼ・スティーヴンス「sings of idabelle firestone」。これにはびっくりしました。リーゼ・スティーヴンスは、メトロポリタン歌劇場を中心として活躍したオペラ歌手(声域はメゾソプラノ)で、ビング・クロスビーの映画「Going My Way」など映画にも出演。アイダベル・ファイアーストーン作品集ですが、渋い。
デビ―・レイノルズのシングル。デビ―・レイノルズは、僕も結構好きな歌手です。
これも、デビ―・レイノルズのもの。
天井近くに飾ってある7インチ盤。上段の左から二番目のパティ・ぺイジのものが珍しいし、いいねとマスターは話していました。右下にあるペトラ・クラークのものも映えます。
こちらは、インストで、マリアン・マクパートランド「at the Hickory House」。
クリフォード・ブラウンの7インチもありました。目の保養にもなり、楽しい一時でした。
【パス・モンゴメリー(PASS MONTGOMERY)】
住所:長野県飯田市山本646−5
電話:080-6109-1176
営業時間:9:00~16:00
定休日:火曜日、水曜日
ホームページ:パス・モンゴメリー | 店舗情報 | 飯田市 | カフェ・喫茶 (deli-koma.com)
ジャズ・ギター界では知らない人はない
2人ですが、エバンスやウエスは
どこかで誰かが発掘作業を続けている
様な所があって、時折、おニューが
でますね。良きこと良きこと。
お店続けてほしいものですね。
今日の上毛新聞のWEBニュースに、
「クロード」の再開の記事がありました。
https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/381917
「こいつにかけてみよう」音楽愛が
共鳴し事業承継「絶メシ」店のジャズ
喫茶・蔵人(群馬・高崎市)が復活へ
高崎市の「蔵人」が復活するという情報ありがとうございます。「蔵人」には、かなり前ですが、2~3回寄ったことがあります。高崎市の倉賀野なので、立地的にも寄りやすく、復活はありがたいです。どんなお店になるのか、今から楽しみです。
ウェスやエヴァンスの秘蔵テープの復刻はありがたいのですが、最近、頻繁で、買うのにたいへんなので、どうしてもというのだけにとどめています。
「蔵人」の復活情報など、コメントありがとうございます。