先日、東御市田中の喫茶店「アンドエスプレッソ」に初めて入りました。特に女性に人気があり、広い範囲からお客様が集まるようです。エスプレッソとプリンの組み合わせが良かった。組み合わせの面白いアルバム。
JO JONES (ジョー・ジョーンズ)
JO JONES PLUS TWO (VANGUARD 1958年録音)
ジョー・ジョーンズ(ds, 1911~1985年)は、拍子を刻む役割を、ベースドラムからハイハット(シンバル)に移し、軽快でスイングする演奏を行ったドラマーで、バディ・リッチをはじめ多くに影響を与えています。カウント・ベイシー楽団での活躍が有名ですが、後年、ヴァンガードなどにリーダー作を録音しました。
メンバーは、ジョー・ジョーンズ(ds)、レイ・ブライアント(p)、トミー・ブライアント(b)。レイ・ブライアントもモダンスイングというプレイを行うので、ジョー・ジョーンズと相性が良さそうです。
(英文表記)Jo Jones(ds)、Ray Bryant(p)、Tommy Bryant(b)。
曲目は次のとおり。
1 Satin Doll (Duke Ellington, Johnny Mercer, Billy Strayhorn)
2 Little Susie (Ray Bryant)
3 Spider Kelly's Blues (Ray Bryant)
4 Cubano Chant (Ray Bryant)
5 Splittin' (Ray Bryant)
6 Sweet Lorraine (Cliffrod R. Burwell, Mitchell Parish)
7 Bicycle Built for Two (Traditional)
8 Ol' Man River (Oscar Hamerstein Ⅱ, Jerome Kern)
9 Sometimes I'm Happy (Irving Caesar, Vincent Youmans)
レイ・ブライアント作が4曲入っていますが、いずれもジャズ・スタンダードと言っても過言ではないほど、知られている曲です。残りの曲も、エリントンの「Satin Doll」をはじめ有名ナンバーです。
ジョー・ジョーンズ(ds)の軽快で繊細なドラムも面白いのですが、レイ・ブライアント(p)が快調で、まとまりのあるピアノ・トリオのアルバムになっています。ジョー・ジョーンズは、「Satin Coll」や「Splittin'」ではブラシで軽妙にスイングし、「Cubano Chant」や「Ol' Man River」でソロ的なプレイを行うなど、曲に合わせて柔軟なプレイぶり。レイ・ブライアント作の「Spider Kelly's Blues」はブルージーで、彼の左手が力強い。
(参考)本作から「Spider Kelly's Blues」が聴けます。
Ray Bryant - Spider Kelly's Blues (youtube.com)
【アンドエスプレッソ(& espresso)】
住所:長野県東御市田中187-1
電話:0268-55-7416
ホームページ:アンドエスプレッソ (&espresso) - 田中/カフェ | 食べログ (tabelog.com)
お店の手前が駐車場になっています。
建物外観、入口
店内。一階にはカウンター席もあります。
一階のテーブル席。左側に見えている階段で二階にあがります。
二階の様子。落ち着いた雰囲気です。
珈琲類のメニュー。
エスプレッソは2種類から選べます。僕は、下段に記載のあるコロンビアを注文。
フード類。プリンを注文。
エスプレッソとプリン
エスプレッソ。やや苦いので、砂糖を投入。バランスがとれました。
プリン。大きめで、カラメルがたっぷりとかかっています。
やや固めです。量もあり、堪能できたプリンでした。
ちょっと読書。
人気店だと思いました。僕以外に4人の女性が入店していました。軽井沢から近いせいもあるのか、関東圏のナンバーの車も駐車していました。