先週から今週にかけて、長野市近辺にも降雪があって、冬らしい光景がみられました。高速道路の長野道姨捨サービスエリアによったところ、雪の善光寺平や冠雪した遠くの山が一望できました。昼食がまだだったので、レストランに行き「信州サーモンがのったとろろご飯」を注文しましたが、刺身ととろろは相性がよく美味しくいただきました。ヴァイブとピアノの相性がよいグループ。
JORGE ROSSY (ホルへ・ロッシ)
BUD (SWIT 2017年録音)
スペイン・バルセロナ出身のホルヘ・ロッシ(vib, 1964年生まれ)は、ブラッド・メルド―(p)のThe Art of The Trioのドラマーとしての活動がよく知られていますが、バークリー音大にはトランペットで入り、ピアノ、ヴァイブも演奏をするというマルチなミュージシャンです。ここでは、マイケル・カナン(p)とバド・パウエルの曲に取り組んでいます。
メンバーは、ホルヘ・ロッシ(vib,marimba)、マイケル・カナン(p)、Putter Smith(b)、Jimmy Wormworth(ds)。このロッシとカナンの双頭グループは、既に「ガ―シュイン集」、「ハロルド・アーレン集」を録音していて、このバド・パウエル集はグループの第三作目に当たります。
曲は、バド・パウエルが作曲したものです。「Blue Pearl」、「Monopoly」、「I'll Keep Loving You」、「Tempus Fugit」、「Parisian Thoroughfare」、「Celia」、「Hallucinations」、「Willow Grove」、「Dusk In Sandi」、「The Fruit」、「Un Poco Loco」、「Bouncing With Bud」の12曲。「Willo Grove」と「Dusk In Sandi」を取り上げるのは珍しいかも。できれば「Cleopatra's Dream」(クレオパトラの夢)も入れてほしかった。
原曲に忠実にテーマを弾いてくれているので、バド・パウエルの曲の素晴らしさを実感できました。「I'll Keep Loving You」や「Willow Grove」などテンポの遅い曲では、神秘的、幻想的で、パウエルのさらなる魅力に気づかされました。ホルヘ・ロッシ(vib)は、極端にヴィブラートをかけず明確な音を出していて、カナン(p)ともどもよくスイングしています。また、「Willow Grove」などにおけるPutter Smith(b)の動きがよくて名前を覚えました。「Blue Pearl」から「Bouncing With Bud」まで一気に聴けるよいアルバム。
ホルヘ・ロッシ(vib)、マイケル・カナン(p)、Putter Smith(b)、Jimmy Wormworth(ds)。
【ホルヘ・ロッシのホームページ】
【長野道姨捨サービス・エリアからの光景や昼食など】
日曜日の午後とあって、まずまず車が停まっていました。
展望台に行ってみます。
長野市方面です。真ん中を流れているのは、千曲川。
千曲市から坂城町方面。
山裾には、姨捨の棚田が見えます。
月の里カフェの奥が食堂です。
信州サーモン山かけ丼。651kcalと抜群のカロリーの低さでした。左から太陽の光が入っていてよく映っていません。