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1995年の阪神淡路大震災がきっかけとなり自動書記で突如絵を描き始める 絵の仕事は26年目 ブログ光のチャレンジは11年

すっかりファンに☆

2013-08-08 | 人物紹介
つい先日、近くの町役場のホールで、落語家の「桂 春蝶さん」の講演会と落語があったのです。

この講演会は「男女共同参画」推進と「人権」啓発のための催しなので興味があったのと、落語も大好きなので聴きに行きました。
(会場まで電車で一駅。おまけに参加費も「無料」で超ラッキーでした♪ 主催者の方々とスタッフの皆様に感謝です。)

参加者はほとんど近隣の、定年も過ぎたような年配の方ばかり(私もその一員ではありますが)、若い人はあまり見当たりません。


桂 春蝶さん(三代目)の落語を聴くのは全く初めてで、講演ももちろん初めて聴いたのですが、両方共、もう何とも最高でした!!!

町役場が講師に招くのだから、たぶん年老いた落語家ではないかな~などと勝手に想像していたら、全く違ってました。

目が点になるような「可愛さ」!プラス、イケメンでもあり、しかも「イクメン」でもあり、何よりも彼の女性に対する感性がほんとに素晴らしいものがありました。


「近頃の若い者は、、」~~~~~あぁ、何て進んでいるのだろう!!!!!と、私は久しぶりに未来に「希望」を見い出せたのです。

しかも彼はほんとうに今どき珍しいぐらいの「スピリチュアル」な感覚を持った人でもあり、話の端々にも教養が溢れ出ていましたが、何と「心理学」の勉強もされていたのです。

あとでプロフィールをネット検索して拝見したら、大学でも教えておられたのですね。
まだ40歳前の若さなのに、ほんとにびっくり!です。


講演では、最初に、まず「自分自身の身近かなところから」話を始められたところにも大変好感を持ちました。
上から目線では無く、ご自分の結婚のいきさつから話されたのには、正直驚きましたが、それがまたとても「いい話」だったのです。

ご存知の方もおられるかもしれませんが、春蝶さんの結婚相手は、彼の仕事関係のプロデューサーだったらしくて、彼女は再婚だそうです。

その彼女は「人生の最高の喜びは離婚出来たことだった!」と彼に言ったそうで、結婚暦のある人を選ぶ春蝶さんも素敵だけど、そんなふうに離婚や前の結婚に何の気後れも失敗感も罪悪感も無く、堂々とそう言える彼女もまたきっと素敵な女性に違いないと確信しました。

ほんとにこのあたりの感覚は「草食系」というレベルをずっと超えて、全く新しい「自然派系」というか、「天然宇宙系!?」という印象すら感じさせられます。

そして彼女が自ら「専業主婦」を選んだ経緯も本当にユニークで、納得のいく話でした。
ほんとにお互いが尊敬し合い、また対等に助け合って暮らしておられる様子がよくわかりました。
こんな女性が妻なら夫はほんとに幸せだろうな・・・と春蝶さんの「選択眼」の確かさに思わず拍手したくなりました。


春蝶さんのお父さん(二代目春蝶さん)は生前桂枝雀さんとも親しかったそうで、そのため家にしょっちゅう遊びに来ていた枝雀さんに、子どもの頃の春蝶さんもとても可愛がってもらっていたそうです。

ところがお父さんも長年鬱の傾向があり、病気で亡くなられた何年か後、同じく鬱だった?枝雀さんも自死されたこともあって、春蝶さんは、心とからだの関係などを真剣に学ぶようになられたそうです。


それで、心理学も深く研究され、そのお話の内容の豊かさと深さにも、(まさか落語を聴きに来てこんな話が聴けるとは!?)ほんとうに圧倒されてしまいました。

そして単なる話だけでは無く、実際にその場で、ある「実践」を会場の人をサンプルにして眼の前でやってみせてくれたのです!
それはとてもシンプルなものでしたが、確かに効果のあるものだというのがよくわかりました。
私もさっそくやってみようと思いました。


一度聴いただけでは正確では無いので、ここに書くのはどうかな?とも思いますが、せっかくなので参考までに「こういう方法もある」ということで、お伝えします。
(興味のある方はもしよかったらネット検索して正確なものを見つけてください。もしもどこか間違っていたらごめんなさい!)


1)アルファベットをA~Zまで26文字、横にずらっと書きます。

2)そしてその下にLRTという文字を1文字ずつアトランダムに?書き入れます。

3)例えばこういう感じです。

A B C D E F G ・・・・・・・

L R T R L T L ・・・・・・・


4)そして、Aの時に、その文字を読み上げてエーと声に出しながら、L(レフト/左手を上げる)の動作をします。
Bの時には、R(ライト/右手を上げる)の動作。Cの時にはT(ツギャザー?/両手を上げる)の動作をするのです。

その他にも(LRT以外にも)、例えば J (ジャンプする)とか、S(シッティング/坐る)とか、いろんな動作を間に付け加えて変化を持たすのもいいそうです。どんどん複雑にしたり、スピードを上げたり、、いろいろ工夫するとなおよさそうです。

5)これをやると、文字を見る(視覚)「声に出す」(発声&聴覚)「手を挙げる」(身体活動)が同時に活発化され、これがとても脳や心に効く?らしく、春蝶さんの話では、この訓練を3ケ月ぐらい続けると、「鬱が改善された」という結果が出たということです。


そして、ここからがさらに感動的な話の連続でした。

春蝶さんは、自分のお父さんのことや枝雀さんのことなどもあり、鬱で自死する大人の人たちのこともさることながら、(最近は特に増えているそうですが)若者や子どもたちが自らいのちを絶っていくことに対して、本当に憂慮されていて、何とか助けになりたいと強く訴えておられました。

その熱意や情熱にはほんとうに真心が籠っていて、春蝶さんの真剣な訴えに、聴いている私たちの方も本当に心を動かされました。
私に出来ることは何かはわかりませんが、せめて春蝶さんのような方がおられることを皆さんにお伝えしようと思いました。


春蝶さんは「落語」もほんとうにうまくて、特に声がよくて、明確に話されるので、聞こえ易くて大いに愉しめました。

この日の演目(ネタ)は(題は忘れましたが)、山内一豊とその妻千代との出逢い、出世に至るエピソードなどを元にしたものでした。

馬が出て来るところなど、馬がしゃべったりする面白さもあり、夫婦の描写も現代風なところもあり、織田信長の方言もユニークで、話にめりはりとスピード感があって、流鏑馬の風景も眼に浮かぶようでした。

「古典落語」をそのまま演じるのでは無く、他の人とはまた違ったいかにも春蝶さんらしい独特の工夫が満載で、ほんとうに久しぶりにお腹の底から大笑いでした。


そういうわけで、すっかり春蝶さんのファン☆ になってしまいました♡

もしよかったら皆さんもぜひ一席、いかがですか。
落語はもちろん、春蝶さんの「笑顔」に出会うだけでも元気が出て、きっと癒されますよ♪



< 春蝶・萬橘 二人会 > (ゲスト ぴろき/ 開口一番 : 桂 紋四郎)
(落語は二席ずつ)

日時:2013年8月26日(月)午後7時開演 (開場/午後6時半~)

会場:天満天神繁昌亭(大阪)

前売¥2500
当日¥3000
(全席指定/税込)

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8月9日は長崎「原爆忌」。

戦争も原発も人から「笑い」を奪う。

笑いの無いところには「平和」は無い。

笑う角には「平和」と「幸福」がやって来る♪

大人も子どもも、年寄りも若者も、女も男も、何人種も、、、
「共に笑える」世界でありますように。








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